釜炒り茶には、カテキンやフラボノイド、カフェインなどが含まれています。
釜炒り茶の効能
釜炒り茶は茶葉を釜で炒って作る緑茶です。
本来、緑茶には蒸し製と釜炒り製とがあり、日本茶はその95%以上が蒸し製であるため、釜炒り茶は貴重品と思われがちですが、小規模の農家で機械に頼らず手作業で作っていることから多少割高になっているだけで、もともとはいつでも気軽に飲める普段使いのお茶です。
蒸し茶と同様、できあがったお茶には番茶・ほうじ茶・粉茶などの種類があり、その時々の気分や好みに合わせて楽しめます。
釜で炒ることで茶葉の発酵を止めるという手法はもともとは中国緑茶の製法で、15世紀前後に渡来した中国人から伝わったといわれています。
中国においては、唐代の文人・陸羽が西暦760〜764年頃に著した世界最古の茶書「茶経」によって釜炒り茶が初めて紹介されましたが、一般に普及したのは明代の初期で、それまでの蒸し製固形茶製法にとって代わったとされています。
日本では主に佐賀・熊本・宮崎で作られており、その理由としては、九州がアジアからの玄関口であったということのほか、水や空気、日差し、土壌などの自然環境が釜炒り茶の製法に適していたということが考えられます。
釜炒り茶には、コレステロール値を低下するとされるカテキンや、口臭予防に役立つとされるフラボノイド、疲労回復に有効と考えられるカフェインが豊富に含まれています。
釜炒り茶の人気&簡単レシピ
手作り釜炒り茶
お茶摘み体験してきました。貰ったレシピでは何となくしっくり来なかったので…。よじりあわせてほぐすのを、しっかりやった方がいいと思います。水出しの場合、茶葉大さじ1で10杯はいけます。お茶が甘い♪
釜炒り茶カップケーキ
手間暇がかかる釜炒り茶の良さを少しでも知っていただきたく、手に取りやすいお菓子に仕立てました。お茶の風味を際立たせるコツは、面倒でも釜炒りシロップを加えること!
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釜炒り茶の栄養成分表
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)に準拠しています。表の見方や注意事項は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)について:文部科学省のページを参照してください。
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- かまいり茶(緑茶類)浸出液 の成分表 可食部100g当たり
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[ 成分表 ] 単位: /100g エネルギー 0kcal 水分 99.7g たんぱく質 0.1g アミノ酸組成によるたんぱく質 – 脂質 (0)g トリアシルグリセロール当量 – 飽和脂肪酸 – 一価不飽和脂肪酸 – 多価不飽和脂肪酸 – コレステロール (0)mg 炭水化物 Tr 利用可能炭水化物(単糖当量) – 水溶性食物繊維 – 不溶性食物繊維 – < 食物繊維総量 > – 灰分 0.1g ナトリウム 1mg カリウム 29mg カルシウム 4mg マグネシウム 1mg リン 1mg 鉄 Tr 亜鉛 Tr 銅 Tr マンガン 0.37mg ヨウ素 – セレン – クロム – モリブデン – ビタミンA(レチノール) (0)μg ビタミンA(α-カロテン) – ビタミンA(β-カロテン) – ビタミンA(β-クリプトキサンチン) – ビタミンA(β-カロテン当量) (0)μg ビタミンA(レチノール活性当量) (0)μg ビタミンB1 0mg ビタミンB2 0.04mg ナイアシン(ビタミンB3) 0.1mg ビタミンB6 0.01mg ビタミンB12 (0)μg 葉酸(ビタミンB9) 18μg パントテン酸(ビタミンB5) 0mg ビオチン(ビタミンB7) – ビタミンC 4mg ビタミンD (0)μg ビタミンE(α-トコフェロール) – ビタミンE(β-トコフェロール) – ビタミンE(γ-トコフェロール) – ビタミンE(δ-トコフェロール) – ビタミンK 0μg 食塩相当量 0g アルコール – 硝酸イオン – テオブロミン – カフェイン 0.01g タンニン 0.05g ポリフェノール – 酢酸 – 調理油 – 有機酸 – 重量変化率 – 廃棄率 0% () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
浸出法: 茶 10 g/90 °C 430 mL、1分