日高昆布の正式名称は、三石昆布です。日高昆布には、ビタミンKや食物繊維などが含まれています。
日高昆布(三石昆布)の特徴
三石昆布とは、北海道の日高地方や十勝地方を産地とする日高昆布のことを指します。標準和名の三石昆布という名称は日高地方の三石という地名からきており、一般名の日高昆布も日高地方を表しています。通常乾物として出回っており、加工品には、人が両手を広げたくらいの長い状態で出荷する長切昆布などのほか、羊羹やソフトクリーム、焼酎やヘアカラーなどがあります。
日高昆布はクセのない味わいでだしの色は薄く、昆布自体も火を通すと柔らかくなります。煮物やだし昆布などに適しているほか、おにぎりの具材としてもよく用いられ、佃煮に加工されることが多くあります。また、おでんや昆布巻きなどにしても食べやすい食材です。だしを取るには、あらかじめ昆布を沈めておき、徐々に温めていくのがコツで、このだしを取った後の昆布で佃煮を作るとおいしく仕上がります。
日高昆布には、骨・歯の形成に役立つとされるビタミンKや、便通を改善するといわれる食物繊維が豊富に含まれています。
日高昆布は、乾燥の度合いがよく、黒いものを選ぶのがポイントで、茶色っぽいものは避けるほうがよいとされています。
日高昆布の人気&簡単レシピ
切り昆布と厚揚げの炒め煮
大好きだった学校給食の味を思い出しながら作りました。椎茸を加えてもおいしいですよ。
水出汁(水だし) 煮干しと昆布
暑い日や忙しい日は水出汁を利用すると便利です。煮干しは15gから美味しくお出汁が取れます。お好みで加減してください。保存は冷蔵庫だと3日が目安。ジッパー付き袋に入れて冷凍保存もできます。
丸ごと玉葱と刻み昆布の味噌煮込み
必要最低限の味付けで玉ねぎ本来のおいしさをたっぷり味わえる一品。梅をプラスするのもおすすめです。
筍と昆布の煮物
だし昆布を使うと、鍋で一気に作れます。冷めた翌日の方が味がしみて一層美味しい!多めに作って、天ぷらで楽しむのもいいですよ。
塩サバと昆布の混ぜごはん
焼いた塩サバはこども達がいつも残してしまうので、飽きずに美味しく食べられるように一工夫。乾煎りすることで脂っこさを、生姜を入れることで生臭さを解消できました。
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日高昆布の栄養成分表
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)に準拠しています。表の見方や注意事項は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)について:文部科学省のページを参照してください。
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- みついしこんぶ(素干し) <昆布類>の成分表 可食部100g当たり
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[ 成分表 ] 単位: /100g エネルギー 153kcal 水分 9.2g たんぱく質 7.7g アミノ酸組成によるたんぱく質 (6.2)g 脂質 1.9g トリアシルグリセロール当量 (1.4)g 飽和脂肪酸 (0.49)g 一価不飽和脂肪酸 (0.43)g 多価不飽和脂肪酸 (0.44)g コレステロール 0mg 炭水化物 64.7g 利用可能炭水化物(単糖当量) – 水溶性食物繊維 – 不溶性食物繊維 – < 食物繊維総量 > 34.8g 灰分 16.5g ナトリウム 3000mg カリウム 3200mg カルシウム 560mg マグネシウム 670mg リン 230mg 鉄 5.1mg 亜鉛 1.3mg 銅 0.07mg マンガン 0.21mg ヨウ素 – セレン – クロム – モリブデン – ビタミンA(レチノール) (0)μg ビタミンA(α-カロテン) 0μg ビタミンA(β-カロテン) 2700μg ビタミンA(β-クリプトキサンチン) 89μg ビタミンA(β-カロテン当量) 2700μg ビタミンA(レチノール活性当量) 230μg ビタミンB1 0.40mg ビタミンB2 0.60mg ナイアシン(ビタミンB3) 2.5mg ビタミンB6 0.03mg ビタミンB12 0μg 葉酸(ビタミンB9) 310μg パントテン酸(ビタミンB5) 0.28mg ビオチン(ビタミンB7) – ビタミンC 10mg ビタミンD (0)μg ビタミンE(α-トコフェロール) 1.3mg ビタミンE(β-トコフェロール) 0mg ビタミンE(γ-トコフェロール) 0mg ビタミンE(δ-トコフェロール) 0mg ビタミンK 270μg 食塩相当量 7.6g アルコール – 硝酸イオン – テオブロミン – カフェイン – タンニン – ポリフェノール – 酢酸 – 調理油 – 有機酸 – 重量変化率 – 廃棄率 0% () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
別名: 日高こんぶ
エネルギー: 暫定値 - みついしこんぶ(素干し) <昆布類>のアミノ酸成分表(1) 可食部100g当たり
-
アミノ酸成分表(1) 単位: /100g 水分 9.2g たんぱく質 7.7g アミノ酸組成によるたんぱく質 (6.2)g イソロイシン (270)mg ロイシン (490)mg リシン(リジン) (340)mg 含硫アミノ酸:メチオニン (130)mg 含硫アミノ酸:シスチン (170)mg 含硫アミノ酸 <合計> (300)mg 芳香族アミノ酸:フェニルアラニン (300)mg 芳香族アミノ酸:チロシン (150)mg 芳香族アミノ酸 <合計> (440)mg トレオニン(スレオニン) (330)mg トリプトファン (88)mg バリン (370)mg ヒスチジン (130)mg アルギニン (250)mg アラニン (550)mg アスパラギン酸 (950)mg グルタミン酸 (1600)mg グリシン (380)mg プロリン (400)mg セリン (300)mg ヒドロキシプロリン – アミノ酸組成計 (7200)mg アンモニア – 剰余アンモニア – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
別名: 日高こんぶ
まこんぶから推計 - みついしこんぶ(素干し) <昆布類>の脂肪酸成分表(1) 可食部100g当たり
-
脂肪酸成分表(1) 単位: /100g 水分 9.2g 脂質 1.9g トリアシルグリセロール当量 (1.4)g 脂肪酸総量 (1.36)g 飽和脂肪酸 (0.49)g 一価不飽和脂肪酸 (0.43)g 多価不飽和脂肪酸 (0.44)g n-3系多価不飽和脂肪酸 (0.16)g n-6系多価不飽和脂肪酸 (0.28)g (4:0) 酪酸 – (6:0) ヘキサン酸 – (7:0) ヘプタン酸 – (8:0) オクタン酸 – (10:0) デカン酸 – (12:0) ラウリン酸 – (13:0) トリデカン酸 – (14:0) ミリスチン酸 (130)mg (15:0) ペンタデカン酸 (6)mg (15:0) ant ペンタデカン酸 – (16:0) パルミチン酸 (310)mg (16:0) iso パルミチン酸 – (17:0) ヘプタデカン酸 (3)mg (17:0) ant ヘプタデカン酸 – (18:0) ステアリン酸 (31)mg (20:0) アラキジン酸 (12)mg (22:0) ベヘン酸 – (24:0) リグノセリン酸 – (10:1) デセン酸 – (14:1) ミリストレイン酸 – (15:1) ペンタデセン酸 – (16:1) パルミトレイン酸 (38)mg (17:1) ヘプタデセン酸 (5)mg (18:1) <計> (380)mg (18:1) n-9 オレイン酸 – (18:1) n-7 シス-バクセン酸 – (20:1) イコセン酸 – (22:1) ドコセン酸 – (24:1) テトラコセン酸 – (16:2) ヘキサデカジエン酸 – (16:3) ヘキサデカトリエン酸 – (16:4) ヘキサデカテトラエン酸 – (17:2) ヘプタデカジエン酸 – (18:2) オクタデカジエン酸 – (18:2) n-6 リノール酸 (110)mg (18:3) オクタデカトリエン酸 – (18:3) n-3 α‐リノレン酸 (29)mg (18:3) n-6 γ‐リノレン酸 (24)mg (18:4) n-3 オクタデカテトラエン酸 (52)mg (20:2) n-6 イコサジエン酸 – (20:3) n-6 イコサトリエン酸 (6)mg (20:4) n-3 イコサテトラエン酸 (6)mg (20:4) n-6 アラキドン酸 (150)mg (20:5) n-3 イコサペンタエン酸 (72)mg (21:5) n-3 ヘンイコサペンタエン酸 – (22:2) ドコサジエン酸 – (22:4) n-6 ドコサテトラエン酸 – (22:5) n-3 ドコサペンタエン酸 – (22:5) n-6 ドコサペンタエン酸 – (22:6) n-3 ドコサヘキサエン酸 – 未同定脂肪酸 – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<注意>
脂肪酸成分名称の左の ( : ) は数値表現の略号
<備考>
別名: 日高こんぶ
まこんぶから推計