長昆布には、ビタミンKやヨウ素などが含まれています。
長昆布の特徴
長昆布はその名の通り長さが十数メートルにもなる昆布で、数種類ある北海道昆布のなかでも根室沖付近で水揚げされる昆布です。一般的に昆布として売られているのはこの長昆布がほとんどです。
長昆布には、骨・歯の形成に役立つとされるビタミンKや、髪や爪を丈夫に保つ働きがあるといわれるヨウ素が豊富に含まれていますが、ヨウ素を過剰に摂取することで甲状腺肥大・甲状腺機能亢進症などを引き起こす危険性があります。
単発的な摂取であれば健康な人の場合は排出機能が働くため、さほどの影響はありませんが、長期間過剰摂取することで排泄が追いつかなくなります。そのため、甲状腺系の疾患がある場合は、かかりつけの医師に相談する必要があります。成人1日のヨウ素上限量は3000μgとなっているため、毎日大量に食べ続けることは避け、週に1〜2回取り入れる程度にしましょう。
ちなみに、昔からいわれている昆布やわかめなどの海藻類と白髪との関連性については、現在ではメラニン色素を増やすものは含まれていないため、食べて白髪が黒くなる働きはないとする考え方が主流となっています。
長昆布の人気&簡単レシピ
だしがらでふりかけ 昆布と鰹節おかか佃煮
お鍋の季節になるとよく出るだしがら。デパ地下で売られているような佃煮の味を祖母に教わったのを思い出してレシピを作成!汁気がなくなる前に一度冷ましてから再度煮ると味が更に染み込みます。
切り昆布炒め
ヘルシーでご飯のお供にもなる副菜を、安く手に入る食材を合わせて作りました。強火でさっと調理することで、しっかり食感も残った食べ応えのある仕上がりに♪こども達も喜んで食べてくれます。
昆布の佃煮と梅マヨおにぎり
昆布の佃煮にハマり中。旦那はこどもの頃から大好物だそうです。食欲がわく一品ですよ。
パリパリ おやつ昆布
乾いていると焦げる場合があるので、洗った昆布は水分を残したままレンジ加熱してください。昆布の量やレンジによって加熱時間が違うので、様子を見ながら調節を。塩分が気になる方は昆布をよく洗いましょう。
オクラの昆布和え
茹でたオクラの使い道に迷って生まれた簡単レシピ。昆布とお醤油の分量は、オクラの量によって加減してください。昆布はおにぎりの中に入っているものです。
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長昆布の栄養成分表
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)に準拠しています。表の見方や注意事項は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)について:文部科学省のページを参照してください。
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- ながこんぶ(素干し) <昆布類>の成分表 可食部100g当たり
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[ 成分表 ] 単位: /100g エネルギー 140kcal 水分 10.0g たんぱく質 8.3g アミノ酸組成によるたんぱく質 (6.7)g 脂質 1.5g トリアシルグリセロール当量 (1.1)g 飽和脂肪酸 (0.39)g 一価不飽和脂肪酸 (0.34)g 多価不飽和脂肪酸 (0.35)g コレステロール 0mg 炭水化物 58.5g 利用可能炭水化物(単糖当量) – 水溶性食物繊維 – 不溶性食物繊維 – < 食物繊維総量 > 36.8g 灰分 21.7g ナトリウム 3000mg カリウム 5200mg カルシウム 430mg マグネシウム 700mg リン 320mg 鉄 3.0mg 亜鉛 0.9mg 銅 0.19mg マンガン 0.41mg ヨウ素 210000μg セレン 2μg クロム 5μg モリブデン 15μg ビタミンA(レチノール) (0)μg ビタミンA(α-カロテン) 0μg ビタミンA(β-カロテン) 780μg ビタミンA(β-クリプトキサンチン) 0μg ビタミンA(β-カロテン当量) 780μg ビタミンA(レチノール活性当量) 65μg ビタミンB1 0.19mg ビタミンB2 0.41mg ナイアシン(ビタミンB3) 2.1mg ビタミンB6 0.02mg ビタミンB12 0.1μg 葉酸(ビタミンB9) 38μg パントテン酸(ビタミンB5) 0.20mg ビオチン(ビタミンB7) 15.7μg ビタミンC 20mg ビタミンD (0)μg ビタミンE(α-トコフェロール) 0.3mg ビタミンE(β-トコフェロール) 0mg ビタミンE(γ-トコフェロール) 0mg ビタミンE(δ-トコフェロール) 0mg ビタミンK 240μg 食塩相当量 7.6g アルコール – 硝酸イオン – テオブロミン – カフェイン – タンニン – ポリフェノール – 酢酸 – 調理油 – 有機酸 – 重量変化率 – 廃棄率 0% () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
エネルギー: 暫定値 - ながこんぶ(素干し) <昆布類>のアミノ酸成分表(1) 可食部100g当たり
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アミノ酸成分表(1) 単位: /100g 水分 10.0g たんぱく質 8.3g アミノ酸組成によるたんぱく質 (6.7)g イソロイシン (290)mg ロイシン (520)mg リシン(リジン) (370)mg 含硫アミノ酸:メチオニン (140)mg 含硫アミノ酸:シスチン (180)mg 含硫アミノ酸 <合計> (320)mg 芳香族アミノ酸:フェニルアラニン (320)mg 芳香族アミノ酸:チロシン (160)mg 芳香族アミノ酸 <合計> (480)mg トレオニン(スレオニン) (360)mg トリプトファン (95)mg バリン (400)mg ヒスチジン (140)mg アルギニン (270)mg アラニン (590)mg アスパラギン酸 (1000)mg グルタミン酸 (1800)mg グリシン (410)mg プロリン (430)mg セリン (320)mg ヒドロキシプロリン – アミノ酸組成計 (7800)mg アンモニア – 剰余アンモニア – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
まこんぶから推計 - ながこんぶ(素干し) <昆布類>の脂肪酸成分表(1) 可食部100g当たり
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脂肪酸成分表(1) 単位: /100g 水分 10.0g 脂質 1.5g トリアシルグリセロール当量 (1.1)g 脂肪酸総量 (1.07)g 飽和脂肪酸 (0.39)g 一価不飽和脂肪酸 (0.34)g 多価不飽和脂肪酸 (0.35)g n-3系多価不飽和脂肪酸 (0.13)g n-6系多価不飽和脂肪酸 (0.22)g (4:0) 酪酸 – (6:0) ヘキサン酸 – (7:0) ヘプタン酸 – (8:0) オクタン酸 – (10:0) デカン酸 – (12:0) ラウリン酸 – (13:0) トリデカン酸 – (14:0) ミリスチン酸 (100)mg (15:0) ペンタデカン酸 (5)mg (15:0) ant ペンタデカン酸 – (16:0) パルミチン酸 (240)mg (16:0) iso パルミチン酸 – (17:0) ヘプタデカン酸 (2)mg (17:0) ant ヘプタデカン酸 – (18:0) ステアリン酸 (25)mg (20:0) アラキジン酸 (9)mg (22:0) ベヘン酸 – (24:0) リグノセリン酸 – (10:1) デセン酸 – (14:1) ミリストレイン酸 – (15:1) ペンタデセン酸 – (16:1) パルミトレイン酸 (30)mg (17:1) ヘプタデセン酸 (4)mg (18:1) <計> (300)mg (18:1) n-9 オレイン酸 – (18:1) n-7 シス-バクセン酸 – (20:1) イコセン酸 – (22:1) ドコセン酸 – (24:1) テトラコセン酸 – (16:2) ヘキサデカジエン酸 – (16:3) ヘキサデカトリエン酸 – (16:4) ヘキサデカテトラエン酸 – (17:2) ヘプタデカジエン酸 – (18:2) オクタデカジエン酸 – (18:2) n-6 リノール酸 (85)mg (18:3) オクタデカトリエン酸 – (18:3) n-3 α‐リノレン酸 (23)mg (18:3) n-6 γ‐リノレン酸 (19)mg (18:4) n-3 オクタデカテトラエン酸 (41)mg (20:2) n-6 イコサジエン酸 – (20:3) n-6 イコサトリエン酸 (5)mg (20:4) n-3 イコサテトラエン酸 (5)mg (20:4) n-6 アラキドン酸 (120)mg (20:5) n-3 イコサペンタエン酸 (57)mg (21:5) n-3 ヘンイコサペンタエン酸 – (22:2) ドコサジエン酸 – (22:4) n-6 ドコサテトラエン酸 – (22:5) n-3 ドコサペンタエン酸 – (22:5) n-6 ドコサペンタエン酸 – (22:6) n-3 ドコサヘキサエン酸 – 未同定脂肪酸 – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<注意>
脂肪酸成分名称の左の ( : ) は数値表現の略号
<備考>
まこんぶから推計