大豆胚芽には、大豆イソフラボンや大豆レシチンが含まれています。
その栄養効果として、更年期障害の予防、コレステロール低減効果などが期待できます。
大豆胚芽の効能
大豆胚芽とは大豆の小さな芽の部分のことをいい、その重量は豆全体のわずか2%しか存在しません。この部分だけを取り出すことは非常に困難で、胚芽の部分を100g集めるためには約5kgの大豆が必要となります。このため、胚芽のみを効率的に摂取できるよう、この部分だけを取り出した商品も販売されています。
これを米に混ぜて炊けば、やわらかくもちもちとした食感の胚芽ご飯を作ることができます。
更年期障害による症状の予防・改善に役立つとされる大豆イソフラボンは、大豆の部位のなかでも胚芽に集中的に含まれているため、効率よく摂取するには、大豆をそのまま食べるよりも大豆胚芽だけを食べるほうが少量で済むというメリットもあります。
さらに、大豆胚芽の中には、大豆イソフラボンのほかに、筋肉強化が期待できるとされる大豆タンパク質や、老化防止に役立つといわれる大豆サポニン、コレステロールを減らすとされる大豆レシチンも豊富に含まれています。
これだけ栄養豊富であるにもかかわらず、脂質は極微量しか含まれていないというのも大豆胚芽の長所といえます。
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大豆胚芽の栄養成分表
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)に準拠しています。表の見方や注意事項は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)について:文部科学省のページを参照してください。
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- 大豆はいが(だいず・全粒)の成分表 可食部100g当たり
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[ 成分表 ] 単位: /100g エネルギー 442kcal 水分 3.9g たんぱく質 37.8g アミノ酸組成によるたんぱく質 – 脂質 14.7g トリアシルグリセロール当量 – 飽和脂肪酸 – 一価不飽和脂肪酸 – 多価不飽和脂肪酸 – コレステロール (0)mg 炭水化物 39.5g 利用可能炭水化物(単糖当量) – 水溶性食物繊維 2.8g 不溶性食物繊維 16.0g < 食物繊維総量 > 18.8g 灰分 4.1g ナトリウム 0mg カリウム 1400mg カルシウム 100mg マグネシウム 200mg リン 720mg 鉄 11.7mg 亜鉛 6.0mg 銅 1.13mg マンガン 2.86mg ヨウ素 – セレン – クロム – モリブデン – ビタミンA(レチノール) (0)μg ビタミンA(α-カロテン) (0)μg ビタミンA(β-カロテン) 19μg ビタミンA(β-クリプトキサンチン) (0)μg ビタミンA(β-カロテン当量) 19μg ビタミンA(レチノール活性当量) 2μg ビタミンB1 0.03mg ビタミンB2 0.73mg ナイアシン(ビタミンB3) 3.4mg ビタミンB6 0.56mg ビタミンB12 (0)μg 葉酸(ビタミンB9) 460μg パントテン酸(ビタミンB5) 0.59mg ビオチン(ビタミンB7) – ビタミンC 0mg ビタミンD (0)μg ビタミンE(α-トコフェロール) 18.5mg ビタミンE(β-トコフェロール) 1.3mg ビタミンE(γ-トコフェロール) 10.3mg ビタミンE(δ-トコフェロール) 1.6mg ビタミンK 190μg 食塩相当量 0g アルコール – 硝酸イオン – テオブロミン – カフェイン – タンニン – ポリフェノール – 酢酸 – 調理油 – 有機酸 – 重量変化率 – 廃棄率 0% () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定