アミノ酸が働くのは筋肉や内臓だけと思いがちですが、脳を活性化したり集中力をアップしたりしてくれることも明らかにされています。
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午後の眠気にもアミノ酸が効く!
長時間仕事をしていると頭がボーっとしてくることがありますが、これは、脳内疲労物質が増加して脳神経がうまく信号を伝達できなくなっている状態です。
こんなときにアミノ酸サプリメントを摂ると、30分ほどで体内に吸収され、すぐに血液によって脳細胞へ運ばれていきます。よく、午後の仕事を始めた途端に眠くなってきますが、これも昼食後にアミノ酸を飲んでおくと眠くなりにくくなります。
「魔の時間帯」が解消されるメカニズムとは?
これには次の理由が考えられます。
食事をすると、消化をするために血液が胃腸に集まっていくので、脳の血液量が減ります。しかし、消化を必要としないアミノ酸は胃の中を素通りしてすぐに吸収されるため、脳内疲労物質の生成を抑制しているというわけです。
その結果、これまでの「魔の時間帯」が解消されて、午後の仕事もラクにスタートできるようになるのです。
寝る前に飲めば熟睡できる
それでは夜寝る前に飲んだら頭が冴えてしまって眠れなくなるのでは?と思ってしまいますが、むしろ逆に熟睡できるようになります。大事な仕事や試合などを控え、興奮して眠れないというときでも、短時間で深い眠りにつくことができ、さらに疲労の回復も早まります。
体内に本来ある物質ならではの働き
眠くなってはいけないときに眠気を吹き飛ばし、眠っていいとなったらぐっすり熟睡できるというのは、体の中に本来ある物質のアミノ酸ならではの自然な生理作用です。体にとってそのとき本当に必要なものを与えてくれるアミノ酸こそ、自然で合理的なメカニズムを備えたありがたい栄養素といえます。