健康茶・ハーブティー

ポリサッカライドを豊富に含む秋冬番茶で血糖値の上昇を抑制

秋冬番茶は四番茶ともいい、一年で一番最後に摘み取られるお茶です。三番茶の時期に茶摘みを行わずにじっくり育て、9月下旬から10月上旬にかけて茶摘みをしたもので、三番茶よりも味がよいとされています。

血糖値上昇抑制効果が実験により明らかに

夏の間にたっぷり日光を浴びた秋冬番茶は、紫外線から身を守るために分泌する成分であるポリフェノールを多く含んでいます。また、多糖類のポリサッカライドがとりわけ豊富で、血糖値を下げる効果が期待できることもラットを用いた実験により分かっています。

秋冬番茶の効果的な飲み方

  1. 秋冬番茶の茶葉約30gと水約1リットルを冷水ポットに入れ、冷蔵庫で一晩保存します。
  2. 翌朝に茶葉を取り出し、その浸出液を一日で飲みきります。

この毎晩の水出し茶作りをおよそ1ヶ月続けることにより、血糖値が下がる効果が表れる人もいます。人によっては先に血圧の低下が見受けられることもあります。
ただし、このポリサッカライドの血糖値を抑える働きは、秋冬番茶を水出しにしないと表れません。

一番茶(新茶)以外のお茶は味も栄養成分も若干劣るというイメージがありますが、この秋冬番茶のように、風味がよくて現代人の体のお悩みの改善が期待できるというお茶もあります。血糖値がなかなか改善されずに悩んでいるという方は、ぜひ飲み続けてみてはいかがでしょうか。

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