あくまきには、脂質、カリウム、マンガンなどが含まれています。
その栄養効果として、エネルギー補給、代謝促進などが期待できます。
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あくまきの効能
あくまきは鹿児島県・宮崎県・熊本県人吉・球磨地方など南九州で主に端午の節句に作られる季節の和菓子で、もち米を灰汁(あく)で炊くことによって生まれる独特の風味と食感が特徴です。
単体ではほぼ無味であるため、砂糖と若干の塩を混ぜたきな粉や、白砂糖、三温糖、黒砂糖の粉、黒蜜、砂糖醤油などを好みでかけるのが一般的な食べ方です。
また、常温で食べるのが一般的ですが、冷やすと独特のえぐみが弱く感じられるため、苦手な人でも食べやすくなります。切るときは包丁ではなく糸が使われます。
あくまきには脂質、カリウム、マンガンが含まれているため、エネルギー補給、代謝促進といった効果が期待できます。
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あくまきの人気&簡単レシピ
あくまき
途中で水をさしながら3時間以上煮込み、米粒があめ色になったら出来上がり。きな粉、砂糖、黒砂糖など、お好みのものをまぶしてどうぞ。
圧力鍋で鹿児島のあく巻き
出来上がりまで約4時間。圧力鍋を使って簡単に♪竹の皮は、一年間前のものを使います。
ふるさとを食べよう!鹿児島の「あくまき」
余ったもち米が伝統的な郷土菓子に早変わり!本来なら棒状のものを三角に巻いて食べやすく仕上げました。きな粉などはもちろん、メープルシロップも合いますよ。
長崎の唐あくちまき(あくまき)
茹でるともち米がとても膨らむので、木綿袋にもち米を詰めるときは、ゆるゆるに入れてください。
あくまきの揚げ餅風
独特な伝統の味が苦手な家族にも食べやすいようにアレンジ。片面ずつカリっと揚げるのがポイントです。
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あくまきの栄養成分表
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)に準拠しています。表の見方や注意事項は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)について:文部科学省のページを参照してください。
あくまきの食品成分部分をクリックすると開閉します。
- あくまきの成分表 可食部100g当たり
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[ 成分表 ] 単位: /100g エネルギー 132kcal 水分 69.5g たんぱく質 2.3g アミノ酸組成によるたんぱく質 (2.0)g 脂質 1.8g トリアシルグリセロール当量 (1.5)g 飽和脂肪酸 (0.53)g 一価不飽和脂肪酸 (0.33)g 多価不飽和脂肪酸 (0.55)g コレステロール (0)mg 炭水化物 25.7g 利用可能炭水化物(単糖当量) (29.0)g 水溶性食物繊維 0g 不溶性食物繊維 0.2g < 食物繊維総量 > 0.2g 灰分 0.7g ナトリウム 16mg カリウム 300mg カルシウム 6mg マグネシウム 6mg リン 10mg 鉄 0.1mg 亜鉛 0.7mg 銅 0.05mg マンガン 0.39mg ヨウ素 – セレン – クロム – モリブデン – ビタミンA(レチノール) (0)μg ビタミンA(α-カロテン) – ビタミンA(β-カロテン) – ビタミンA(β-クリプトキサンチン) – ビタミンA(β-カロテン当量) (0)μg ビタミンA(レチノール活性当量) (0)μg ビタミンB1 Tr ビタミンB2 Tr ナイアシン(ビタミンB3) Tr ビタミンB6 0.01mg ビタミンB12 (0)μg 葉酸(ビタミンB9) 1μg パントテン酸(ビタミンB5) 0mg ビオチン(ビタミンB7) – ビタミンC (0)mg ビタミンD (0)μg ビタミンE(α-トコフェロール) Tr ビタミンE(β-トコフェロール) 0mg ビタミンE(γ-トコフェロール) 0mg ビタミンE(δ-トコフェロール) 0mg ビタミンK (0)μg 食塩相当量 0g アルコール – 硝酸イオン – テオブロミン – カフェイン – タンニン – ポリフェノール – 酢酸 – 調理油 – 有機酸 – 重量変化率 – 廃棄率 0% () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定 - あくまきのアミノ酸成分表(1) 可食部100g当たり
-
アミノ酸成分表(1) 単位: /100g 水分 69.5g たんぱく質 2.3g アミノ酸組成によるたんぱく質 (2.0)g イソロイシン (96)mg ロイシン (200)mg リシン(リジン) (80)mg 含硫アミノ酸:メチオニン (61)mg 含硫アミノ酸:シスチン (50)mg 含硫アミノ酸 <合計> (110)mg 芳香族アミノ酸:フェニルアラニン (130)mg 芳香族アミノ酸:チロシン (110)mg 芳香族アミノ酸 <合計> (230)mg トレオニン(スレオニン) (83)mg トリプトファン (35)mg バリン (140)mg ヒスチジン (61)mg アルギニン (200)mg アラニン (130)mg アスパラギン酸 (220)mg グルタミン酸 (420)mg グリシン (110)mg プロリン (110)mg セリン (120)mg ヒドロキシプロリン – アミノ酸組成計 (2300)mg アンモニア – 剰余アンモニア – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
もち米(水稲めし・精白米)から推計 - あくまきの脂肪酸成分表(1) 可食部100g当たり
-
脂肪酸成分表(1) 単位: /100g 水分 69.5g 脂質 1.8g トリアシルグリセロール当量 (1.5)g 脂肪酸総量 (1.41)g 飽和脂肪酸 (0.53)g 一価不飽和脂肪酸 (0.33)g 多価不飽和脂肪酸 (0.55)g n-3系多価不飽和脂肪酸 (0.01)g n-6系多価不飽和脂肪酸 (0.54)g (4:0) 酪酸 – (6:0) ヘキサン酸 – (7:0) ヘプタン酸 – (8:0) オクタン酸 – (10:0) デカン酸 (0)mg (12:0) ラウリン酸 (Tr) (13:0) トリデカン酸 – (14:0) ミリスチン酸 (21)mg (15:0) ペンタデカン酸 (1)mg (15:0) ant ペンタデカン酸 – (16:0) パルミチン酸 (450)mg (16:0) iso パルミチン酸 – (17:0) ヘプタデカン酸 (1)mg (17:0) ant ヘプタデカン酸 – (18:0) ステアリン酸 (38)mg (20:0) アラキジン酸 (6)mg (22:0) ベヘン酸 (3)mg (24:0) リグノセリン酸 (13)mg (10:1) デセン酸 (0)mg (14:1) ミリストレイン酸 (0)mg (15:1) ペンタデセン酸 (0)mg (16:1) パルミトレイン酸 (1)mg (17:1) ヘプタデセン酸 (0)mg (18:1) <計> (320)mg (18:1) n-9 オレイン酸 – (18:1) n-7 シス-バクセン酸 – (20:1) イコセン酸 (4)mg (22:1) ドコセン酸 (0)mg (24:1) テトラコセン酸 (0)mg (16:2) ヘキサデカジエン酸 (0)mg (16:3) ヘキサデカトリエン酸 (0)mg (16:4) ヘキサデカテトラエン酸 (0)mg (17:2) ヘプタデカジエン酸 – (18:2) オクタデカジエン酸 – (18:2) n-6 リノール酸 (540)mg (18:3) オクタデカトリエン酸 – (18:3) n-3 α‐リノレン酸 (14)mg (18:3) n-6 γ‐リノレン酸 (0)mg (18:4) n-3 オクタデカテトラエン酸 (0)mg (20:2) n-6 イコサジエン酸 (0)mg (20:3) n-6 イコサトリエン酸 (0)mg (20:4) n-3 イコサテトラエン酸 (0)mg (20:4) n-6 アラキドン酸 (0)mg (20:5) n-3 イコサペンタエン酸 (0)mg (21:5) n-3 ヘンイコサペンタエン酸 (0)mg (22:2) ドコサジエン酸 (0)mg (22:4) n-6 ドコサテトラエン酸 (0)mg (22:5) n-3 ドコサペンタエン酸 (0)mg (22:5) n-6 ドコサペンタエン酸 (0)mg (22:6) n-3 ドコサヘキサエン酸 (0)mg 未同定脂肪酸 – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<注意>
脂肪酸成分名称の左の ( : ) は数値表現の略号
<備考>
もち米(水稲めし・精白米)から推計 - あくまきの炭水化物成分表(1) 可食部100g当たりの利用可能炭水化物及び糖アルコール
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炭水化物、糖アルコール 単位: /100g 水分 69.5g 単糖当量 (29.0)g でん粉 (26.3)g ぶどう糖 (Tr) 果糖 – ガラクトース – しょ糖 (Tr) 麦芽糖 (0)g 乳糖 (0)g トレハロース (0)g <計>(利用可能炭水化物) (26.4)g ソルビトール(糖アルコール) (0)g マンニトール(糖アルコール) – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
もち米(水稲めし・精白米)から推計
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