竹葉茶は四川省峨眉山麓で採取された竹笹の新芽を乾燥させたお茶で、その効能から近年非常に注目を集めています。
日本ではまだあまり一般的ではありませんが、中国や韓国では健康茶としてよく飲まれています。
竹葉茶に期待できる効果・効能
抗がん作用
笹の成分であるササ多糖類(バンフォリン)には抗がん作用があり、がん細胞の増殖を抑制する作用があるとされています。
強心作用
竹葉茶に含まれるフラボン誘導体には強心作用があるとされています。
抗菌作用・抗炎症作用
竹葉茶に含まれるビタミンKの抗菌作用や抗炎症作用が口内炎・口臭・虫歯・歯槽膿漏・胃炎・胃潰瘍などに有効とされています。
その他の効果・効能
その他、糖尿病予防、高血圧予防、便秘予防、疲労回復、デトックス効果、慢性頭痛や不安症の解消などに役立つといわれています。
竹葉茶の飲み方
カップに適量の茶葉を入れ、沸騰したお湯を注いで飲みます。1回で2~3煎目まで飲めます。1日1~2回を目安としましょう。甘めのお茶が好きな方は、適量の氷砂糖を入れるとさらに飲みやすくなります。
竹葉茶の水色はやや緑がかった金色で、多少青臭い風味がありますが、健康茶としては決してまずくはありません。単品で飲んでも竹笹の香りや味わいを楽しめますが、よりおいしく飲むには他の茶葉とのブレンドがおすすめです。