糖質・ビタミン・ミネラル・食物繊維などがバランスよく含まれているバナナは、生活習慣病予防のために毎日摂りたいフルーツです。今回は、食後に一品加えるだけで不足しがちな栄養素を補えるバナナのデザートをご紹介します。
高血圧予防におすすめのデザート
バナナにはカリウムが100g中360mgと豊富に含まれています。カリウムには、体内の余分なナトリウムを排出する働きがあります。
高血圧予防には、カリウムとともにマグネシウムやカルシウムも合わせて摂ると効果がアップしますので、たとえばこんなデザートがおすすめです。
- 輪切りにしたバナナにヨーグルトとはちみつをかけ、スライスアーモンドをかける
- 縦2つに切ったバナナにレモン汁をふってスライスアーモンドをのせ、オーブントースターで焼く
[スポンサーリンク]
バナナの水溶性食物繊維の働きとは?
食物繊維が豊富なバナナは便秘などによいことで知られていますが、バナナには水溶性食物繊維が比較的豊富です。この水溶性食物繊維には、コレステロールを減らしたり、高脂血症を予防したりする働きがあります。
最近注目が集まっているスウィーティオバナナは、血中コレステロールが酸化して悪玉コレステロールになるのを防ぐ効果が普通のバナナより高いことや、血糖値を下げて糖尿病を改善する効果があることもわかっています。
高脂血症予防にはヨーグルトをプラス
食べすぎや運動不足が心配な人には、水溶性食物繊維がたっぷり摂れるバナナとマンゴーのシェイクがおすすめです。
【作り方(2人分)】
バナナ(ぶつ切り1本分)・マンゴー(大きめの角切り1個分)・ヨーグルト1カップ・レモン汁(大さじ1)をミキサーにかける。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌にもコレステロール低下作用があるので、さらに効果的です。