スポーツ選手にとって、バランスよく栄養を摂ることが大切なのはもちろんですが、それを大前提とした上で、各ポジション別に特に必要とされる栄養素というものがあるようです。
今回は野球を例に挙げてご説明したいと思います。
各ポジションに必要な栄養素はこれだ!
野球のポジションごとに必要とされる栄養素とおすすめの食材は、次の通りです。
投手
スタミナが求められるポジションのため、ビタミンE。
【おすすめ食材】かぼちゃ
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捕手
判断力が求められるため、EPA・DHAを多く含む魚。
【おすすめ食材】ブリ
一塁手
体の柔軟性が求められるため、クエン酸。
【おすすめ食材】みかん
二塁手
軽快さが求められるため、ビタミンB群。
【おすすめ食材】サバ
三塁手
ホットゾーンと呼ばれるこのポジションでは体の強さが求められるため、亜鉛。
【おすすめ食材】牡蠣
遊撃手
瞬時に動ける判断力が求められるため、タンパク質。
【おすすめ食材】卵
左翼手
ポジショニング・打球判断など総合力が求められるため、乳酸菌。
【おすすめ食材】ヨーグルトなどの乳製品
中堅手
打球をしっかり追うには視力が大切であるため、βカロテンが多く摂れる野菜。
【おすすめ食材】にんじん
右翼手
強肩が求められるため、コラーゲン。
【おすすめ食材】手羽先
コーチにもおすすめの栄養素がある!?
ちなみに、三塁コーチは判断力が求められるため、ビタミンCを含む食品がおすすめとのことです。
本当かなあ?と思ってしまいますが、スポーツトレーナーの方の見解ですから、まったく根拠のない理論ということはなさそうです。
あくまでも「バランスよく食べる」が前提
もちろん、これらだけを多く摂取するのではなく、あくまでバランスよく食事を摂った上でそれぞれが意識して摂りたい栄養素であるということは覚えておきましょう。