黒あわび茸には、食物繊維やビタミンB1・B2、カリウムが含まれています。
黒あわび茸の効能
黒あわび茸は、ヒラタケ科ヒラタケ属のきのこで、かさが黒いことと食感があわびに似ていることが名前の由来といわれています。
低カロリーでビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富ですが、なかでもビタミンB群が目立ちます。
ビタミンB1は、体内で糖質がエネルギーに変わるときに必要な補酵素として重要な働きをします。脳の中枢神経や手足の末梢神経の働きを正常に保つ働きがあるため、不足すると反射神経の異常や手足のしびれなどが現われます。
ビタミンB2は、脂質・糖質・タンパク質を分解してエネルギーに変える反応を補酵素として助ける働きがあり、成長促進や髪・皮膚・爪などの細胞再生に関与しているため、「発育のビタミン」とも呼ばれています。不足すると、口内炎・口角炎・舌炎・口唇炎ができやすくなったり、肌荒れ・目の充血・眼精疲労・髪の痛みなどが起こりやすくなったりするほか、肛門や陰部がただれたりします。
黒あわび茸を選ぶときは、次のポイントをチェックしましょう。
- 厚みがある
- 傷や変色がない
- かさが開ききっていない
- 乾いていない
黒あわび茸の人気&簡単レシピ
黒アワビ茸のバター焼き
上品に香る黒あわび茸のバター焼きです。食べやすい大きさにするときは包丁で切るのではなく、手で裂いて。焼くときは触りすぎないようにしましょう。中火からじんわり焼いていくのがポイント。表面に水分が出てきたらひっくり返してください。
黒あわび茸の炊き込みご飯
黒あわび茸のうまみとサクサク感が魅力の炊き込みご飯。香りこそかなわなくても、食感の良さは松茸に勝るとも劣らない!?
黒あわび茸のステーキ
簡単おいしい♪一口大に切った黒あわび茸をバターで焼き、味わいと香りをシンプルに楽しむ一品です。黒あわび茸は丸ごと豪快に焼いてもOK!
黒あわび茸と卵の炒め物
中野市名産の黒あわび茸に、夏野菜と卵を合わせた彩りよい炒めもの。アスパラガスは焦がさないようにくれぐれも注意。炒めたトマトの旨みも抜群です。
黒あわび茸のしそ巻き天ぷら
炒めたり焼いたりすることが多い黒あわび茸ですが、実は揚げても美味!青しその爽やかな香りと黒あわび茸の食感がクセになりそうなしそ巻き天ぷらです。火の通りが早いので、揚げている間はできるだけ目を離さないようにしましょう。