むかごには、カリウムや食物繊維、パントテン酸が含まれています。
むかごの効能
一般的に、山芋類の葉のつけ根のイボに似た肉塊を食用にしたものをむかごといいます。山芋の現在の栽培種は中国原産とされ、また芋の形状から、長芋群・銀杏芋群・ヤマトイモ群に大別されています。
長芋はやまかけ・揚げ物・酢の物・つなぎなどに利用され、ヤマトイモは練り物のつなぎや和菓子の材料として利用されます。
むかごは山芋と同様に糖質が多く含まれているほか、カリウムも豊富で、高血圧症状の改善に役立つと考えられています。
また、食物繊維も多く含まれています。食物繊維は胃で水分を吸収し膨張するため、満腹感を得ることになり、食物の過剰摂取を抑制するといわれています。
むかごにあまり栄養価はありませんが、最近ではこの食物繊維の効能に注目が集まり、人気のダイエット食品となっています。
さらに、食物繊維は腸内を移動する際に有害物質などを絡め取りながら吸着していき、これらを体外へ排出することから、がんを予防する働きがあると考えられています。そのほか、脂質代謝に関与するパントテン酸もやや多く含まれています。
むかごの人気&簡単レシピ
炒りむかご(塩味ごま油風味)
茹でて、ごま油でさっと炒るだけ♪簡単で美味しい“旬”のおつまみはいかがですか?茹でている途中にむかごを二つに割ってみて、茹で加減を確認しましょう。くれぐれも火を通し過ぎないように…。炊きたてご飯に混ぜても美味しいようです。
むかごガーリックのおつまみ
ビールにぴったり♪ローストガーリックが無い場合の対策法もあり。藻塩がなければ普通の塩でもOK。できればミネラル豊富な塩を使うと美味しいようです。むかごに含まれるネバネバ成分には、新陳代謝や細胞の増殖機能を促進する作用があり、アンチエイジングに効果を発揮。さらに血糖値上昇の抑制や、コレステロール値の低下なども期待できます。
むかごのゴマ味噌がらめ
あまり「おいしい」と言わない父をも絶賛させたという一品。ごまはぜひたっぷりと♪