飴玉には肥飴・晒し飴・有平糖などの種類があり、これらは干菓子の仲間に分類されます。古くは日本書紀にも見られ、甘いお菓子のなかでは最も歴史の古いものと考えられています。
飴玉の特徴
飴玉は、液状の水あめに砂糖などの顆粒糖類を加糖して加熱熔解した後に、成形しながら冷却し固めて作られます。求肥飴・晒し飴・有平糖などの種類があり、干菓子の仲間となります。古くは日本書紀にも見られ、甘いお菓子のなかでは最も歴史の古いものと考えられています。飴という名称は「あまい」が語源といわれています。
飴玉は紀元前から存在していたと思われます。古くは神への供物とされ、平安時代には貴族の薬用とされていました。その後しばらくの間は大きな発展を見ないままでしたが、江戸時代後期に麦芽を用いた飴が大量に作られるようになったことから、普及しはじめたのはこの時期であると考えられています。
ちなみに、求肥飴は安土桃山時代に創製されたといわれており、有平糖はカステラなどとともにオランダから伝わったといわれています。また、晒し飴は七五三の千歳飴や金太郎飴で知られていますが、こうした細工飴は組飴に分類されます。
現在の市販の飴玉の多くは、明治時代に欧米から入ってきたりこの時代に作られたりしたものです。
飴玉のおすすめ売れ筋商品
ベストセラー1
森下仁丹 鼻・のど甜茶飴 ノンシュガー
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龍角散 龍角散ののどすっきり飴袋
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手作り飴玉レシピ
いちご飴 ぶどう飴 べっこうあめ
使用するフルーツは完全に水気を切り、必ず室温に戻してください。飴を煮詰める鍋は薄いものを使うこと。砂糖液は絶対に混ぜないこともポイントです。
飴細工
レンジではなく、オーブンで作ればすぐには焦げません。熱い場合はゴム手袋で!不安な方は水を用意しておきましょう。プレゼント用は冷めたらすぐプチ袋に。
白ゴマ・黒ゴマ・くるみの飴
冷やしすぎると硬くなり、包丁で切れなくなります。手順4で飴が柔らかいと、切るときにかたまりにくく、ベタベタしやすいかもしれません。くっつくのを防ぐため、1個ずつクッキングシートで包むといいですよ。
飴玉のリメイクレシピ/アレンジレシピ
ステンドグラスクッキー
焼き上がりは飴が流れ出てくるので、固まるまでシートの上で冷まして。飴は型抜きした部分に入れば、砕かなくても焼けますよ。焼き時間は砕いたときより長めになると思うので、様子をみて調節してください。
ココア&きなこねじりあめ
手間はかかりますが、まぶしたきなこを刷毛でていねいに払うと扱いが楽になります。もちろん、きなこ大好きな方は省いてもOKです。
飴玉の食品成分表
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)に準拠しています。表の見方や注意事項は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)について:文部科学省のページを参照してください。
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- 飴玉の成分表 可食部100g当たり
-
[ 成分表 ] 単位: /100g エネルギー 390kcal 水分 2.5g たんぱく質 0g アミノ酸組成によるたんぱく質 – 脂質 0g トリアシルグリセロール当量 – 飽和脂肪酸 – 一価不飽和脂肪酸 – 多価不飽和脂肪酸 – コレステロール 0mg 炭水化物 97.5g 利用可能炭水化物(単糖当量) (102.2)g 水溶性食物繊維 0g 不溶性食物繊維 0g < 食物繊維総量 > 0g 灰分 Tr ナトリウム 1mg カリウム 2mg カルシウム 1mg マグネシウム Tr リン Tr 鉄 Tr 亜鉛 0mg 銅 0.01mg マンガン – ヨウ素 0μg セレン 0μg クロム 0μg モリブデン 0μg ビタミンA(レチノール) 0μg ビタミンA(α-カロテン) – ビタミンA(β-カロテン) – ビタミンA(β-クリプトキサンチン) – ビタミンA(β-カロテン当量) 0μg ビタミンA(レチノール活性当量) 0μg ビタミンB1 0mg ビタミンB2 0mg ナイアシン(ビタミンB3) 0mg ビタミンB6 0mg ビタミンB12 0μg 葉酸(ビタミンB9) 0μg パントテン酸(ビタミンB5) 0mg ビオチン(ビタミンB7) 0.1μg ビタミンC 0mg ビタミンD 0μg ビタミンE(α-トコフェロール) 0mg ビタミンE(β-トコフェロール) 0mg ビタミンE(γ-トコフェロール) 0mg ビタミンE(δ-トコフェロール) 0mg ビタミンK 0μg 食塩相当量 0g アルコール – 硝酸イオン – テオブロミン – カフェイン – タンニン – ポリフェノール – 酢酸 – 調理油 – 有機酸 – 重量変化率 – 廃棄率 0% () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
食塩添加品あり - 飴玉の炭水化物成分表(1) 可食部100g当たりの利用可能炭水化物及び糖アルコール
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炭水化物、糖アルコール 単位: /100g 水分 2.5g 単糖当量 (102.2)g でん粉 (0.3)g ぶどう糖 (0.9)g 果糖 (0.5)g ガラクトース – しょ糖 (81.9)g 麦芽糖 (6.5)g 乳糖 (0)g トレハロース – <計>(利用可能炭水化物) (97.1)g ソルビトール(糖アルコール) – マンニトール(糖アルコール) – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
原材料配合割合から推計
80 %エタノールに可溶性のマルトデキストリン: (7.1)g