行者にんにくは古くから観賞用および食用とされ、山岳信仰の修行者が荒行に耐える精力をつけるために食べたといわれています。行者にんにくには、アリシンやスコルジニン、カリウム、ビタミンC、カルシウムが含まれています。

はたけしめじには、食物繊維やβ-グルカン、カリウムが多く含まれています。はたけしめじは、軸が太くハリがあるものを選びましょう。かさは開きすぎていたり欠けていたりするものは避けたほうが無難です。鮮度の悪いものは軸にしわが出てきます。

柚子の果皮はデリケートで、傷がついたり黒ずんだりしやすいため、よく見てきれいなものを選びましょう。柚子には、カルシウムやビタミンC、カリウムが含まれています。

ドラゴンフルーツには、カリウムやマグネシウム、鉄、葉酸、食物繊維、アントシアニンが含まれています。原産地はアメリカ大陸の熱帯雨林で、アステカ帝国時代には一般的に食されていました。近年では日本でも栽培され、日本の新品種も登場しています。

ハスカップには、カルシウムや鉄、ビタミンC・E、クエン酸、リンゴ酸が含まれています。生のハスカップは冷蔵庫に入れておけば2〜3日はもちますが、それ以上は味が劣化するため、冷凍にして保存しましょう。

ナツメヤシ（デーツ）には、カルシウムやマグネシウム、カリウム、食物繊維が含まれています。ナツメヤシは、未開封のものなら冷暗所で常温保存できますが、開封後はできるだけ早めに使い切るようにしましょう。

ナツメは、中国では3000年以上も昔から滋養強壮の食品として珍重されています。ナツメには、鉄やカリウム、マグネシウム、ビタミンPが含まれています。

ドリアンは、熟して自然に落ちた果実が美味とされています。ドリアンには、ビタミンA・B群・C・Eやナイアシン、マンガン、カリウム、銅などが含まれています。

ザクロは、手にとって重量感があり、皮にひびや割れ目のないものを選びましょう。ザクロには、カリウムやクエン酸、アントシアニン、ビタミンC、パントテン酸が多く含まれています。

グミの実には、β-カロテンやビタミンE、食物繊維、カリウム、アントシアニンなどが含まれています。グミは東アジア原産で、日本でも各地の野山に多く自生しています。丸ごと食べるのが一般的ですが、ゼリーやグミ酒、ジャムなどにするのもおすすめです。

グァバには、ビタミンCやナイアシン、β-カロテン、カリウム、食物繊維などが含まれています。グァバは熟した状態で輸入されるため、すぐ冷蔵庫に入れましょう。

きんかんは、大きめで果皮の色が濃く、表面がなめらかでつやがあり、形が丸く整っているものを選びましょう。きんかんには、カルシウムやビタミンC、食物繊維が含まれています。