桜えびには、カルシウムやキチン、アスタキサンチン、タウリン、ベタインが多く含まれています。すでに加工されている桜えびは、賞味期限の新しいものを選び、直射日光が当たっているものは避けましょう。

伊勢海老には、コラーゲンやカルシウム、ビタミンE、アスタキサンチン、キチンが多く含まれています。あまりに小さい伊勢海老は味噌汁の具くらいにしかなりませんが、かといって大きすぎるものは大味です。生きている国産物で姿がくずれておらず、変色や異臭のないものを選びましょう。

甘えびには、ビタミンEやタウリン、キチン、アスタキサンチンが多く含まれています。甘えびはコレステロールの高い食品ですが、悪玉コレステロールを強力に除去する成分もたくさん含まれています。

イカは脂質が少なく低エネルギーなのが特長です。また、ビタミンA・Eやタウリンが多く含まれています。しじみやレバーと一緒に摂ると、肝機能の働きがサポートされます。

イカの燻製・切りイカあめ煮・いかあられ・イカ缶詰の食品成分表イカの燻製・飴煮・いかあられ・缶詰などには、ナトリウムやリンなどが含まれています。いかあられは、薄片状にしたするめを、水飴を加えた煮汁などで煮た佃煮の一種です。

塩辛には、ビタミンAや亜鉛、鉄、ペプチドなどが含まれています。ただし、塩分も多いため、食べ過ぎには注意が必要です。

さきいかは生のいかの内臓を取り出し調味したものを乾燥・焙焼・伸展といった工程を経て裂いた加工品です。さきいかには、ナトリウムやリンなどが含まれています。

するめには、鉄や銅、亜鉛、タウリン、ベタイン、シトステロールが含まれています。高級品の一番するめは透明感のある白さで肉厚なもの、二番するめは赤褐色で身が厚いものを選びましょう。

ヤリイカには、ビタミンB群・Eやタウリン、キトサン、リゾチーム、リンが含まれています。ヤリイカは、できるだけ透明で身にハリとつやがあり、足が取れそうになっていないものを選びましょう。

ホタルイカには、ビタミンAやカリウム、ナトリウムなどが含まれています。ホタルイカは、胴回りが太く、身につやとハリがあり、足が取れていたり目が濁ったりしていないものを選びましょう。生のものは特に透明なものがよいとされています。

コウイカには、セレンや銅などが含まれています。コウイカの旬は産卵期の冬から春先にかけての時期です。目が黒く、身につやとハリがあり白くなっていないものを選びましょう。

ケンサキイカには、タウリンやコレステロール、カリウムが多く含まれています。鮮度のよいケンサキイカは透き通った赤褐色をしています。あまりにも白くなったものは避け、形が崩れていないものを選びましょう。