牛肉のサーロインには、ビタミンB6や亜鉛が多く含まれています。運動量が少ない部分で、適度に入った脂肪が霜降りになりやすいうえにやわらかく風味もよいため、ステーキに最適の肉とされています。1頭の牛から20kg程度しか取れない貴重で高級な部位です。

リュウガン（龍眼）には、ビタミンB2やナイアシン、カリウム、コリン、食物繊維が多く含まれています。リュウガンの生のままでの日本への輸入は禁じられているため、主に市場に出回っているのは乾果や冷凍品、缶詰です。乾果は商品の回転が早く保存状態のよい店で購入し、冷凍品や缶詰は賞味期限を確認しましょう。

やまももには、カリウムや葉酸が多く含まれています。実は生でも食べられますが、果実酒やジャム、砂糖漬けなどに加工されるのが一般的です。

マルメロには、食物繊維やカリウムが多く含まれています。マルメロは、果皮にキズ・汚れ・変色がなく、つやとハリがあるもの、果実が黄色くなっている場合は香りがよいものを選びましょう。

まくわうりには、カリウムや葉酸などが含まれています。まくわうりは、持って重みを感じ、均整のとれた形をしていてキズや変色がなく、身にハリとつやがあって香りが立っているものを選びましょう。熟しているものはお尻の部分に弾力があります。

牛肉のリブロースは高タンパクですが、脂質のほうが若干多く、皮膚や粘膜の健康を維持するとされるビタミンB6と、味覚維持に役立つといわれる亜鉛が豊富に含まれています。

はるみには、β-クリプトキサンチンやビタミンC、シネフリン、クエン酸、ペクチンが含まれています。やや厚みはあるものの皮はむきやすく、じょうのうも薄いためそのまま食べられます。味はぽんかんなどよりも甘味・酸味ともに濃く感じられます。

牛肉の肩ロースには、亜鉛やビタミンB12が多く含まれています。脂質よりタンパク質が若干多めですが、赤肉の場合は逆にタンパク質よりも脂質のほうが多めとなっています。

せとかは「みかんの大トロ」と言われるほど、果肉はジューシーで甘く、オレンジのような濃厚な味が楽しめます。せとかには、β-クリプトキサンチンやビタミンC、シネフリン、クエン酸、ペクチンが含まれています。

デコポンには、ビタミンA・Cや葉酸が多く含まれています。デコポンの凸の部分は味には影響しません。ほかの柑橘類と同様、持ってみて重く、果皮の色が鮮やかなものを選ぶようにしましょう。

牛肉の肩肉には、亜鉛やパントテン酸が含まれています。運動量が多い部分で肉色はやや濃いめ、筋や筋膜が多く脂質が少ないのが特徴です。

清見オレンジは、色が濃い橙色でヘタの部分に青みが残っているものを選びましょう。清見オレンジには、β-クリプトキサンチンやビタミンC、シネフリン、クエン酸、ペクチンが含まれています。