温州みかんには、ビタミンCやβカロテン、カリウムなどが含まれています。また、袋やすじは食べにくく、捨ててしまいがちですが、優れた薬効があります。栄養価を重視するなら、丸ごと食べましょう。

みかんジュースには、ビタミンCが多く含まれています。みかんジュースは手軽に飲めるので、ビタミンC摂取におすすめの飲料です。

プルーンには、βカロテンやカリウム、食物繊維、ポリフェノールが多く含まれています。プルーンとプラムの違いですが、日本では一般に、生のすももが「プラム」、乾燥したものが「プルーン」と呼ばれることが多いようです。

ビタミンC＝レモンといわれるほど、果物のなかでトップクラスの含有量を誇るレモンのビタミンCは、強い抗酸化作用があります。他には、カリウム、カルシウム、クエン酸などが含まれています。

マンゴーには、カロテンや葉酸、カリウム、ビタミンCが多く含まれています。体内でビタミンAに変わるカロテンの含有量はフルーツのなかでもトップクラスで、目・肌・皮膚・粘膜を健康に保ちます。

ブルーベリーには、ビタミンEや食物繊維、ポリフェノールが多く含まれています。ブルーベリーのアントシアニンは目の網膜にあるロドプシンの合成を助け、眼精疲労の解消や視力回復に効果があるとされています。

びわには、カロテンやクエン酸、カリウムが多く含まれています。缶詰のびわは、生と比べても含まれる栄養素はほとんど変わらないので、旬が短いびわの栄養を手軽に摂る方法としてもおすすめです。

バナナは即効性・持続性のあるエネルギー源であるため、アスリートや病中病後の人だけでなく、忙しい朝や、勉強・運動の後の栄養補給にもおすすめの食品です。ビタミンCやカリウム、食物繊維も多く含まれています。

スイカには、βカロテンやビタミンC、カリウムが含まれています。皮と果肉の間にある白い部分には、アミノ酸の一種であるシトルリンが含まれています。

さくらんぼには、カルシウムや鉄、カリウムが多く含まれています。柄の煎じ汁には利尿作用があり、漢方では腎臓病の特効療法として定評があります。

キウイ（キウイフルーツ）には、ビタミンCやビタミンE、カリウム、食物繊維などが含まれています。肉・魚料理と一緒に食べると、タンパク質分解酵素アクチニジンが消化吸収を助け、胃もたれを防いでくれますが、加熱するとこの酵素の働きはなくなってしまうので注意しましょう。

柿には、ビタミンCやβカロテン、カリウムが含まれています。干し柿にすると、カロリーが約5倍、カリウムやカルシウムは3倍以上、カロテンや食物繊維なども相対的に増えます。