ショウガは、ビタミン類やカリウムなどを少し含む程度で、栄養価の面ではさほど期待できません。しかし、ショウガ独特の辛味と香りには優れた薬効があるということが次々にわかってきています。

大葉とも呼ばれ、さわやかな香りで食欲を刺激するしそ。その効用は古くから知られており、奈良時代にはすでに薬用として使われていました。

さやいんげんは植物性タンパク質が豊富で、ビタミンB1・B2・B6・C、カルシウム、鉄、アスパラギン酸も含まれているので、新陳代謝を活発にして疲労回復を促進します。また、アミノ酸も豊富に含み、美肌づくりに役立ちます。

クレソンに含まれる辛味成分には、消化を促進して胃もたれを防ぐ働きや食欲増進、また血液の酸化防止効果もあります。このことから、肉料理のつけ合わせによく使われているのです。

グリーンピースの主成分はタンパク質と糖質ですが、βカロテンとビタミンCも多く含まれており、免疫力アップ・老化予防・ガン予防の効果があります。また、美肌効果も期待できます。

甘味依存症になると空腹をお菓子で満たすようになってしまいます。いくらカロリーゼロの甘味料を使っていても甘いもの食べ放題ではいけません。甘み以外のおいしさをしっかり体験しましょう。また、家に甘いものを置かないなどの工夫も大切です。

きゅうりはインドのヒマラヤ山麓が原産で、そこから紀元前に中国を経て日本へと渡ってきたという、意外と歴史の古い野菜です。栄養価はあまり期待できませんが、ミネラルを豊富に含んでいます。

ウドはウコギ科の多年草で、東アジアが原産です。日本全国の山野にも自生しており、主に若い芽が食用として利用されています。90％が水分で、決して栄養価が高いとはいえない植物ですが、注目の機能性成分が豊富に含まれています。

栄養バランスやコストという点では、自炊や手作り弁当が一番です。しかし、諸事情あって外食がどうしてもやめられないという人もいますよね。そこで、外食派さんが栄養バランスのよい食事を摂るために必要なポイントをいくつかご紹介します。

昔から不老長寿の植物として有名なアシタバは、海岸沿いに野生するセリ科の植物で、香りもセリに似ています。摘み取った次の日にはもう新しい葉が出ていることから「明日葉」と名づけられました。

骨密度は加齢とともに低下します。特に女性は、50歳前後で閉経した後、女性ホルモンが急速に減少することによって、骨粗鬆症が目に見えないところで進んでいきます。

食生活が欧米化したことにより、従来の日本人の食事スタイルが大きく形を変えた現代では、生活習慣病などの健康上の問題が深刻化しています。現在の食生活を振り返るという意味でも、日本人の昔ながらの典型的な食事スタイルを知ってみませんか？