海ぶどうには、食物繊維やカルシウム、鉄などが含まれています。
海ぶどうの効能
海ぶどうはイワズタ科イワズタ属の海藻で、本来の呼び名はクビレズタといいます。海ぶどうというのは沖縄や鹿児島での呼び方で、他にグリーンキャビアという呼び方もあります。緑色の丸い粒状で、プチプチした食感が特徴です。
海ぶどうは生のまま醤油や三杯酢をつけて食べるのが主流で、刺身のつけ合わせとして用いられることもありますが、ドレッシングなどをかけても美味です。また、沖縄ではごはんの上に乗せたり、味つけをせずに沖縄そばの上に乗せて海ぶどうそばとして食べたりすることもあります。
海ぶどうは食物繊維、カルシウム、鉄が豊富であるほか、タンパク質、脂質、糖質、カリウム、ナトリウムなどの栄養素も含んでおり、骨や歯の強化、精神安定、整腸作用、体力回復、貧血改善、食欲増進、血圧降下といった効能が期待できます。また、海藻はカロリーがほぼゼロといわれているため、ダイエットにも有効です。
海ぶどうの適温は15〜28℃です。それより高くても低くてもしぼんでしまうため、保存は室温で行い、冷蔵庫に入れるのは避けましょう。
海ぶどうの人気&簡単レシピ
海ぶどうをしゃっきしゃきに
温度変化に弱い海ぶどうは、常温保管が決め手。くれぐれも冷蔵庫には入れないでくださいね。白くなった海ぶどうは透明な容器に入れ、弱いひかりに当てると色が戻るようです。
漬マグロの海ぶどうのせ
漬マグロと海ぶどうのプチプチ食感を楽しむ一品。海ぶどうはしぼんでしまうので常温保存し、塩抜きしたあとは食べる直前にのせます。
納豆と海ぶどうのミニ丼
食べ疲れた胃にとっても優しいメニュー。最後にもう2枚ほど味付け海苔をちぎってのせても美味しいです。
海ぶどうともずくの酢の物
混ぜ合わせるだけなのでとっても簡単♪もずく酢は、3連カップのものを1個(調味液込みで約80g)使用しています。
海ぶどうの和風サラダ
海ぶどうは冷蔵庫に入れたり、ポン酢などに漬け込んだりするとしぼんでしまいます。緑が足りないときは、蛍光灯の下に置いておくと色が戻りますよ。