「ダイエット中の肉類はNG」と思っていませんか?
肉類を摂らないと、タンパク質やビタミン・ミネラルなどの必要な栄養素まで不足し、健康的なダイエットにはつながりません。
そこでおすすめなのが、低カロリーでありながら栄養が豊富な鶏肉です。
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オレイン酸が牛肉や豚肉よりも豊富
鶏肉の主成分は良質のタンパク質と脂質で、特に脂質のなかでも不飽和脂肪酸のオレイン酸が、牛肉や豚肉よりも多く含まれています。オレイン酸はLDLコレステロールを抑えるので、動脈硬化の予防に役立ちます。
部位を選び、皮を取り除いて食べる
カロリー摂取量を減らすためには、脂質が多く含まれている皮の部分を取り除くのがおすすめです。100g当たりのエネルギー量は、むね肉の場合は244kcalですが、皮を取り除くと121kcalに、もも肉の場合は253kcalですが、皮を取り除くと138kcalに抑えることができます。
また、部位によっても、ささみ・むね肉・もも肉・手羽の順にエネルギー量は増加します。ダイエットのためには、なるべくエネルギー量の少ない部位を選びましょう。
カリウムが高血圧症も予防
鶏肉には、糖質や脂質の代謝を助けるビタミンB2が豊富に含まれているほか、カリウムや亜鉛などのミネラルも含まれています。カリウムは、摂りすぎた塩分を体外に排出して、高血圧症を予防します。
鶏肉の鮮度を見分けるには?
鶏肉は傷みやすく、鮮度が落ちると臭みが出て味も悪くなってしまいます。新鮮なものでも、買ったその日のうちに調理しましょう。すぐに食べられない場合は、加熱処理をしたあとに冷凍してしまうのがおすすめです。
鶏肉の鮮度は肉の色を見てもわかりづらいので、皮の色に注目しましょう。黄みがかっているものほど新鮮で、古いものは白っぽい色をしています。