イサキには、ビタミンD・EやEPA、DHAが含まれています。
イサキの効能
イサキは日本各地の沿岸に分布し、水深50m程度の海藻の多い岩礁に多く棲んでいます。
旬は6〜7月で、一般的に夏が旬の魚は脂肪が少ないのですが、イサキには比較的多く、刺身・洗い・糸づくり・寿司種のほか、塩焼き・煮つけ・フライ・ムニエルなどさまざまな料理に利用されます。
イサキには、カルシウムの吸収を助けるビタミンDや、脂質の酸化を防いで老化を防止するビタミンEが含まれています。
また、脂質に含まれる不飽和脂肪酸のEPAは血栓・動脈硬化・高血圧の予防、アトピー性皮膚炎やぜんそくなどのアレルギー症状の緩和・改善、がん予防に役立つほか、DHAは記憶力・学習能力の向上、コレステロール値低下、認知症予防、アレルギー症状の緩和・改善、がん予防に有効です。
EPAとDHAはエイコサペンタン酸とドコサヘキサエン酸のことで、これらはオメガ3脂肪酸とも呼ばれ、その効能が注目されている栄養素です。
イサキは、腹が硬めで張っているもの、色が黒く目が澄んでいるもの、えらが鮮紅色で形がしっかりしているもの、うろこに黄金色が混ざっているものを選びましょう。旬を過ぎると格段に味が落ちます。また、傷みやすいので特に新鮮なものを選ぶことも重要です。
イサキの人気&簡単レシピ
イサキのガーリックバターソテー
下味を付けて焼くだけで絶品!バターは焦げやすいので仕上げにポンっと入れましょう。彩りに添えたスナップエンドウが見た目をグンと引き立てます。
イサキの煮付け
焦がさないようにだけ注意しましょう。 漁師町の甘辛い煮付けなので、薄口がお好みの方は煮詰まる前に水やお酒で調整してくださいね。
イサキのアクアパッツァ
水を後から加えるとおいしさが損なわれてしまうようなので、水分が少なくなってきたらワインを追加してください。最後にセルフィールなんて添えると、お店さながら!
イサキのシソ塩昆布和え
めんつゆの量は塩昆布の塩分に合わせて調節してください。お刺身とはひと味ちがったおいしさを楽しめますよ。
イサキのポワレ
魚の旨味を閉じ込めるためにムニエル風になっていますが、小麦粉だけでもOK。イサキを野菜の上に乗せることで、ソースでベタベタになるのを防げます。「ブレゼ(蒸し煮)」にしても美味しいようなのでお試しあれ♪