クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、主にコーヒー豆やじゃがいもなどに含まれている成分です。
クロロゲン酸の栄養効果として、抗酸化作用、糖尿病・肥満・脂肪肝・動脈硬化・がんの予防などが期待できます。
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クロロゲン酸の効能
脂肪肝予防
脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪がたまった状態をいい、メタボリックシンドロームを合併するケースが多く、動脈硬化の原因になるだけでなく、糖尿病を合併するケースもあるといわれています。
クロロゲン酸には、このような肝臓の病気につながる脂肪肝を予防する効果があります。
糖尿病予防
肥満や運動不足などの不規則な生活習慣によって血糖値が正常に保てなくなると、糖尿病が引き起こされ、さらに糖尿病が悪化すると、全身の血管や神経などに悪影響を及ぼし、やがて合併症や動脈硬化を引き起こします。
クロロゲン酸は、このような糖尿病の原因となる糖新生(乳酸や糖原性アミノ酸を原料として動物が体内で糖を合成すること)を抑えるため、糖尿病を予防する効果があるとされ、糖尿病の治療薬の活用に関する研究も進められています。
がん予防
クロロゲン酸には強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去して脂質の酸化を防ぐ働きがあるため、がんや動脈硬化の予防にも役立ちます。
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