栄養バランスの崩れは、免疫力の低下につながります。
まずは自分の栄養状態を確認して、食生活の改善をしていきましょう。
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栄養は過剰でも不足でもNG
免疫力と栄養の関係はとても重要で、栄養の状態が免疫力に大きく反映されます。
栄養過剰になると、カロリーオーバーになって肥満の原因になります。肥満は免疫力を低下させるだけでなく、心臓疾患などの生活習慣病やガンなどにもかかりやすくなります。
逆に、不規則な食生活や偏食、ダイエットなどで栄養のバランスが狂ったり、エネルギーが少なすぎたりしても、免疫の機能自体を維持できなくなります。
ビタミン類とポリフェノール類が老化を抑える
食事はエネルギーだけでなく、さまざまな栄養素も補給してくれます。そして、これらの栄養素が免疫システムに大きな役割を果たしているのです。
なかでも、ビタミン類は免疫力アップに欠かせない栄養素です。特にβカロテンを含むビタミンAやC、Eなどがその代表選手です。これらは免疫力アップのみならず、体の老化(=酸化)を抑える効果が高いので、抗酸化微量性栄養素と呼ばれ、野菜や果物に豊富に含まれています。
このほか、ポリフェノール類も免疫力アップに大きく役立つとされています。老化は免疫力低下の原因の一つですから、老化予防としてもこれらを積極的に摂りたいものですね。
感染症対策には亜鉛
また、微量元素とも呼ばれるミネラル類には、鉄・カルシウム・銅・亜鉛などがあります。特に亜鉛が不足すると、味覚障害を起こしたり、風邪などの感染症に対する免疫力が低下したりします。
亜鉛は貝類やレバー、肉、豆類に多く含まれていますので、これらを積極的に摂取するようにしましょう。