綿実油には、ビタミンEやオクタコサノール、リノール酸、パルミチン酸、オレイン酸が含まれています。
綿実油の効能
綿実油は綿(コットン)の種子からとれる油で、日本では江戸時代には流通していましたが、アメリカやヨーロッパでは19世紀に製造が始まったといわれています。しかし、大豆油の生産量が増えるにつれ、効率の悪い綿実油の生産は減少しました。
上品な風味とまろやかな味わいで、加熱後も風味や味が落ちにくく、冷めてもおいしいため、マヨネーズやマーガリン、缶詰、冷凍食品などの加工食品にも利用されているほか、サラダのドレッシングやデザートにも合います。また、ほかの油と混ぜずに単独でサラダ油として商品化されているものもあります。
綿実油はビタミンEを豊富に含んでいるため、アンチエイジング効果や生活習慣病のリスクを軽減する効果があるとされるほか、リノール酸・パルミチン酸・オレイン酸といった脂肪酸の高い抗酸化作用も期待できます。
さらに、オクタコサノールが含まれているため、疲労回復やストレス緩和、持久力アップにも期待が持てます。
綿実油の人気&簡単レシピ
綿実油で豆腐ステーキ
綿実油を使うと、あっさりした仕上がりに。醤油やウスターソースを少しかけると、美味いお酒のあてになります。
たまごクッキー
こどもにクッキーを食べたいと言われ、いつもはバターで作るのをオイルに代えると「お代わり!」のリクエスト。バターを使ったものより好評です♪
豚バラとコンニャクの味噌炒め
にんにくはチューブ入りのものを使えば簡単。決め手は何よりもお味噌の味。一般的には八丁味噌もOKですが、京風の白みそや塩分の多い北日本の味噌、出汁入り味噌などはあまり向きません。
サーモンでほうれん草のマヨネーズサンド
中に火が通るまで焼いて両面カリッと♪すだちをかけるとさらにサッパリ♪茹でたほうれん草の水切りはしっかりと!
さっぽろ風味噌ラーメン
味噌はできるだけ塩分少なめのものを使い、麦みそ7:米味噌3ぐらいの割合で。三温糖を加えることで、塩分がまろやかになります。