シアニジン-3-グルコシドは強力な抗酸化作用をもつ成分です。
シアニジン-3-グルコシドの栄養効果として、抗酸化作用、血液サラサラ効果、エネルギーの代謝促進、コレステロール・脂肪の沈着防止などが期待できます。
シアニジン-3-グルコシドの効能
シアニジン-3-グルコシドは、他の栄養素に比べて優れた抗酸化作用を持つことがわかっており、これがダイエットにもさまざまな効果を発揮してくれます。
メディアで話題になった「黒豆ダイエット」で特に注目される成分が、サポニンと、アントシアニンのなかのシアニジン-3-グルコシドで、どちらも抗酸化作用が強い栄養素です。
活性酸素により血液中の悪玉コレステロールが酸化すると、血管壁にこびりつき、血液自体もドロドロになり血流が悪くなります。すると、細胞に必要な栄養分が滞ってエネルギーが十分に燃焼できず、脂肪がじわじわと蓄積されることになりますが、サポニンとシアニジン-3-グルコシドの強力な抗酸化作用で、血液をサラサラにして血流をよくし、エネルギーの代謝を促すのです。
また、血液中の中性脂肪が過剰になると、脂肪細胞に取り込まれて体脂肪が増えますが、サポニンとシアニジン-3-グルコシドが血液中のコレステロールと一緒に中性脂肪も排出し、脂肪の沈着を防止します。
このように、シアニジン-3-グルコシドはサポニンとの組み合わせにより、代謝アップと脂肪の沈着防止という二つの作用で太りにくい体づくりが期待できます。
黒大豆の種皮には、ワインやブルーベリーなどとは異なり、アントシアニンの中でもシアニジン-3-グルコシドが特に豊富に含まれており、黒大豆種皮中の全アントシアニンの90%以上を占めています。
また黒豆にはアントシアニンだけでなく、シアニジン-3-グルコシドと相性バッチリのサポニンと、大豆イソフラボンも含まています。
- ジュースを黒豆茶に
- スナックを黒豆に
おやつを健康にすることができますね。