デコポンには、ビタミンA・Cや葉酸が含まれています。
デコポンの効能
デコポン(不知火、しらぬひ)は見た目が三宝柑に似ていますが、清見ダンゴールと中野3号ポンカンを交配させてできたものです。柑橘類を生産している地域(熊本・愛媛・和歌山・静岡・佐賀・広島など)ではほとんど生産されています。
デコポンを生で食べるときは、凸があるほうから皮をむきます。デザートとして食べるときは、ナイフで凸の部分を落として切り分けると形がきれいになります。生食以外では、ジュースやゼリー、ジャム、マーマレードなどの食べ方があります。
デコポンは柑橘類のなかでもビタミン類が多いほうで、特にビタミンCの強い抗酸化力による生活習慣病予防が期待できます。また、造血や発育に欠かせない葉酸や、目に必要不可欠なロドプシンという物質を作るのに重要な役割を担っているビタミンAも含まれています。
デコポンの凸の部分は味には影響しません。ほかの柑橘類と同様、持ってみて重く、果皮の色が鮮やかなものを選ぶようにしましょう。また、表面のブツブツが細かいものほど甘味があるといわれています。
デコポンの旬は3〜5月です。容器に入れて風通しのよい冷暗所で保存し、3日〜1週間ほどで食べきるようにしましょう。
デコポンの人気&簡単レシピ
デコポンピールのマーマレード
ほぼ皮だけなので、乾燥してないデコポンピールとマーマレードの間くらいの感覚です。ジャムっぽいとろとろした部分をもっと増やしたい場合は、実を多めに入れてください。
デコポンのパウンドケーキ
マーマレードは皮が多めで、甘すぎないものを使ってください。竹串を刺して何もついてこなければ焼き上がり。熱いうちにマーマレードを塗るとつやつやに仕上がります♪
デコポンゼリー
皮を剥く作業が面倒ですが、口当たりよく仕上げるために薄皮もできるだけキレイに取り除きましょう。砂糖は少なめの分量です。お好みで調整してください。
デコポンピールのオランジェット
乾燥しやすくするために、水分はしっかり飛ばしましょう。新鮮なデコポンより少し時間が経って乾燥したデコポンで作った方が、ワタが少なく苦味も出なかったようです。
デコポン果汁たっぷり酢豚
油でササッと炒めた唐揚げとお野菜に混ぜ合わせた調味料を加え、とろみをつけたらできあがり。仕上げに散らした唐辛子が味にパンチを与えてくれます。