ジャスミン茶は、釜炒りした緑茶にジャスミンの新鮮な花の香りをつけたお茶のことをいいます。中国では「花茶」と呼び、北京などの北部を中心に日常的に飲まれています。
気分転換や美容に
日本でも中華料理店でジャスミン茶が頻繁に出されています。ニオイ消しや消化促進のためと受け取られていますが、効能はそれだけではありません。ジャスミン茶には、ビタミンC・E、ミネラルが豊富に含まれているため、気分転換、リラックス効果、不安・悩みの軽減、美容などにも効果があるのです。特にビタミンCの量は、ジャスミン茶3杯分でりんご1個分の量にも相当します。
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さらにはダイエットにも
また、ジャスミン茶の香り成分「ベンデルアセテート」は、その香りをかぐことで右脳を刺激し、自律神経の緊張を緩和して、集中力アップやストレス解消につながるということが、科学的にも証明されています。
さらに、ジャスミン茶を与えることで、高脂肪食の長期間摂取によるネズミの体重増加が抑制されるということも実験で確認されており、このことから、脂質吸収抑制作用と脂肪分解促進作用があることもわかっています。
ジャスミン工芸茶の淹れ方・飲み方
ジャスミン工芸茶の場合は、次の手順で淹れます。
- ガラスの器にジャスミン工芸茶を1粒入れる
- 好みの量の熱湯を注ぐ
- 好みで適宜蒸らす
- 花が開いたら出来上がり
花が開いたら何も加えずにそのまま飲みます。全部飲みきらずに、少なくなったらお湯をつぎたします。10分以上放置しても濃くなりすぎることはなく、3〜4煎は楽しめます。ホットでもアイスでもおいしく飲めます。
胃の荒れには注意!
空腹時に濃いお茶を飲んだり、前夜に淹れた出がらしを翌日飲んだりするのは、胃を荒らすこともあるので控えましょう。