働く世代はもちろん、最近では塾帰りの小学生も飲んでいるという栄養ドリンク。疲労回復・栄養補給・気合を入れるなど、飲む目的はさまざまのようですが、せっかくならより効果的な飲み方をしたいと思いませんか?
栄養ドリンクに含まれる成分とは?
栄養ドリンクに含まれる主な成分は次の通りです。
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ビタミンB1
糖質を早くエネルギーに変え、疲労感を取り除いて脳を活性化させます。
カフェイン
ほとんどの栄養ドリンクに無水カフェインが含まれていますが、最近ではノンカフェインのものも販売されています。眠気を取るなどの覚醒作用があり、疲れて眠いときなどに効果的です。
糖質
栄養ドリンクには意外と多く含まれています。この糖質によって血糖値が一気に上がり、一時的な疲労回復(覚醒)が期待できます。
つまり、栄養ドリンクには、疲労そのものに作用する成分と、一時的な覚醒作用を持つ成分とが含まれているのです。
飲むベストタイミングは?
栄養ドリンクによる一時的な覚醒作用を最大限に発揮させるためには、疲労回復が目的ならその時間の直前、気合を入れたいのなら予定時刻の30〜60分ほど前に飲むのがベストタイミングです。
また、栄養ドリンクの成分をより効率よく吸収するためにも、食後に飲むのがベターです。
依存するのはNG!
とはいえ、栄養ドリンクだけで疲労回復が図れるというわけではありません。栄養ドリンクが必要なほどの疲労を感じたら、まずは十分な睡眠・バランスのよい食事をとり、軽い運動をしてみましょう。そんな時間はないという人は、ビタミンB群のサプリメントなどを継続して服用したり、鉄不足になりがちな女性の場合は鉄分の多い食事を摂ったりするのも有効です。