子供から大人まで根強い人気を誇るカレー。あまりヘルシーなイメージはありませんが、具材の選び方・使い方次第で栄養バランスのよいメニューになります。
スパイスが元気な体づくりをサポート
カレーには、香りや辛味をつけるために、次のようないろいろなスパイスが使われていますが、これらには、元気な体づくりを助ける働きもあります。
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ターメリック(ウコン)
胃や肝臓の働きを助けます。
ショウガ
体を温め、血の巡りを助けます。
にんにく
疲労回復に効果的なアリシンを含んでいます。
クミン
食欲を高め、消化を促進します。
唐辛子
代謝を高め、脂肪の燃焼を助けます。
コリアンダー
食欲を高め、消化を促進します。
意外にも塩分は控えめ
カレーは味が濃いので塩分が多いと思われがちですが、実は、カレーの塩分量は1食あたり約2gとさほど多くありません。カレーに使われるたくさんのスパイスが味を支えるため、塩分をたくさん使わなくてもしっかりした味付けになるのです。
ただし、食べるときにソースや醤油などをかけると当然塩分量は増えます。
ヘルシー具材の選び方
カレーをなるべくヘルシーな具材で作りたいときは、次の基準で選びます。
メインの具材
脂肪の少ないものを選ぶのがポイントです。モモ肉やヒレ肉、あるいは魚介類を選びましょう。
野菜類
にんじんや玉ねぎなど低エネルギーのものをたっぷり使います。いも類は炭水化物が多く、野菜のなかでは高エネルギーなので摂りすぎには注意しましょう。
カレールウの使いすぎを防ぐには?
市販のカレールウには、コクを出すために脂肪が多く含まれています。カレールウを少なめにしても、カレー粉やトマトの缶詰を活用すれば、よりヘルシーでおいしいカレーができます。