現代の食生活には、老化を進めてしまう悪条件があふれています。
しかし、日頃の食生活次第で、老化を抑えたり免疫細胞を強くしたりすることは十分可能なのです。
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抗酸化微量性栄養素のパワーに注目
私たちの体は、一方的に攻撃され続けているわけではなく、老化と闘う力を持っています。これも免疫の仕事です。そこで、体の老化や免疫力の低下から守る抗酸化微量性栄養素と呼ばれる、ビタミンやポリフェノールなどの出番です。
ビタミン類には生活習慣病の予防効果も
ビタミンA(βカロテンを含む)・ビタミンC・ビタミンEは老化を防ぐ効果が高い栄養素です。また、免疫力アップをもたらし、一度落ちた免疫力を元の強さに戻す効果もあります。しかも、生活習慣病の予防効果も合わせ持っているのです。
ビタミンAは緑黄色野菜や柑橘類に、ビタミンCは新鮮な野菜や果物全般に、ビタミンEはナッツ類・植物油・緑黄色野菜に多く含まれています。
ポリフェノールは普通の野菜にも豊富
ポリフェノールとは、野菜や果物の色素や苦味成分の総称です。したがって、赤ワインやココアにしか入っていないというわけではなく、普通の野菜にもたくさん含まれています。
免疫力を活発化するその他の成分
ビタミン類やポリフェノールのほかにも、免疫力を活発にする成分は次々と解明されています。
たとえば、ニンニク・ネギなどの独特の香り成分や、キャベツ・ダイコンの辛味成分などには、ガンと闘う力や抗アレルギー作用があることもわかってきました。
また、野菜やキノコに多く含まれる食物繊維は、体に入ってきた有害物質を外に出す働きが高い成分です。
野菜全般・キノコ・海藻類も積極的に
緑黄色野菜に限らず、野菜全般やキノコ、海藻類は免疫力を高める万能食材です。サプリメントだけに頼らず、積極的に食べるようにしましょう。