フィールドミント(ハッカ)は日本在来のシソ科ハッカ属の多年草で、ニホンハッカとも呼ばれていますが、国外では通称ワシュハッカと呼ばれます。
日本に古くから自生するハーブでペパーミントと近縁種ですが、メントール成分がペパーミントよりも多く含まれ、刺激・香りともにとても強いのが特徴です。
フィールドミントティー(ハッカ茶)に期待できる効果・効能
健胃作用
フィールドミントティー(ハッカ茶)には、消化液のひとつで脂肪分を分解する胆汁の分泌を活性化する働きがあることから、食べすぎ・胃もたれ・胸やけなどからくる消化不良や食欲不振を改善する効果が期待できます。
殺菌・抗菌作用
フィールドミントティー(ハッカ茶)には殺菌・抗菌作用があるため、ウイルス感染症の予防に役立つといわれています。
鎮痛作用
フィールドミント(ハッカ)茶には鎮痛作用があるため、頭痛や筋肉痛などの緩和にも効果的とされています。
鎮静作用
フィールドミントティー(ハッカ茶)に含まれるメントールのさわやかな香りは、気分をリフレッシュさせたいときや集中力を高めたいときなどに有効と考えられます。
フィールドミントティー(ハッカ茶)のおいしい淹れ方
手軽に作りたいとき
- 急須にフィールドミント(ハッカ)の葉を5~10枚入れ、十分に沸騰したお湯を注ぎます。
- 1分30秒~3分したら湯呑みに注いでできあがり。
長めに急須に入れたままにしておくと濃い色に変色するため、適当な時間で湯呑みに移すのがポイントです。脂っこい料理を食べた後などに特におすすめです。
時間に余裕のあるとき
時間があるときは、コーヒーを淹れるサイフォンを使ってフィールドミントティー(ハッカ茶)を淹れてみるのもおすすめです。コーヒーと同じ要領で淹れますが、沸騰したお湯が上に上がったときにやや長めに出すのがおいしく淹れるコツです。
蜂蜜ミントジュース
- フィールドミント(ハッカ)の葉をやや多めに急須に入れて出し、蜂蜜を適量を加えてよく溶かします。
- 冷蔵庫で冷やした後、氷を入れたグラスに注ぎ、氷を少し溶かしてから飲みます。
ミントは一見どの種類も同じに見えますが、フィールドミント(ハッカ)はそのなかでも刺激や香りが強いほうなので、西洋のミントで作るハーブティーでは物足りないと感じている方におすすめです。
刺激が強くてもノンカフェインで、タイミングを選ばずに飲めるというのもうれしいポイントですね。