イヌリンは、菊芋、チコリ、ゴボウ、玉ねぎ、にんにく、ニラなど色々な食品に含まれています。キク科の植物の球根に多く、このイヌリンという名称は、キク科オグルマ属の植物 (Inula) から抽出されたことに由来しています。
これら植物によって作られる多糖類の一種がイヌリンというわけです。つまり、自然界に存在する炭水化物の一種、果糖の重合体です。キク科の植物は球根に栄養源を貯蔵するための手段としてイヌリンを活用しているそうです。
イヌリンの含有量が特に多いのは菊芋やチコリです。
それぞれ100gあたりの含有量は、下記となります。
- 菊芋 :12.5〜20g
- チコリ:0.7g
その他、ニラや玉ねぎのイヌリン含有量はそれぞれ0.4gと0.3gとなっており、いかに菊芋の含有量が圧倒的に多いかを知ることができますね。
つまり、イヌリンを自然の食材で摂取したかったら、「菊芋の一択!」というわけです。
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