食の知識&健康

万病のもと「冷え」の予防・改善におすすめの食品とは?

免疫細胞が活発に働くには、温かく保たれた体が必要です。今回は、体温低下の原因を取り除いて体を温める食品と栄養成分についてご説明します。

冷えが体によくない理由とは?

体の冷えは、だるさに始まり、頭痛や肩こりなどさまざまな不調を招く症状で、主な原因は自律神経の乱れです。自律神経が乱れると血液の循環が悪くなり、冷えを感じるとともに体の隅々まで栄養や酸素が届かなくなり、代謝が妨げられて全身の機能が低下します。これが思わぬ病気の引き金になることもあります。
免疫力の働きは体温によって左右されるので、体の冷えはまさに免疫力の敵。特に冷えを嫌うのは血中のリンパ球です。リンパ球は免疫力の要としてあらゆる病原体と闘いますが、体が冷えると働きが鈍化します。しかし、逆に熱には強いので、体が温かく保たれれば病原体に対抗できるのです。
免疫細胞が活発に働くのは37℃前後といわれますが、体温は食事や入浴など、1日の生活の中で1℃程度の変動があるため、起床時に36℃台であることが理想です。
では、体を温めて循環をよくし、免疫力を高めるには、どんな食品を摂ればよいのでしょうか?

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アボカド

世界一栄養価が高い果物として知られるアボカドは、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富です。なかでも、高い抗酸化作用を持つビタミンEが体のサビになる細胞の酸化を防ぎ、新陳代謝を高めて血行を促進することにより、体温の上昇を助けるとともに、血中の免疫細胞の活性化を応援します。
また、不飽和脂肪酸も豊富で、悪玉コレステロールを除去して血液をサラサラにする効果を発揮し、良好な血流で血液を体の隅々まで届けます。
そのほか、カリウムの解毒作用や食物繊維の整腸作用も免疫力アップに役立ちます。
ただし、全体の約20%が脂質という高カロリー食品ですので、食べすぎには要注意です。

しょうが

古くから生薬として重宝されてきたしょうがは、免疫サポート力の高い優秀なファイトケミカルを含む食材としても注目されています。
その高い薬効成分は辛味成分のジンゲロールとショウガオールで、血流を促し、血液を全身に届けることで体全体を温めます。いずれも優れた殺菌力と新陳代謝作用で胃腸の消化吸収をサポートし、臓器を元気にすることで免疫機能が活性化します。
また、発汗作用やのどの痛みを和らげる効果もあり、風邪の症状改善にも有効です。

キムチ

日本でもおなじみの韓国の漬物、キムチに含まれている唐辛子の辛味成分カプサイシンは、代謝を高めて発汗や血行を促進し、冷え解消をサポートします。また、食欲増進や消化を促す効果で胃腸も元気にします。
さらに、発酵食品のキムチは乳酸菌の宝庫でもあります。乳酸菌は腸内で善玉菌を増やし、腸内環境を美化しますので、便秘の予防・改善にも有効です。
このように、免疫機能を司る腸が元気になることで免疫のネットワークが強化されます。

「温活」から始めてみよう!

「冷えは万病のもと」と言われるように、体の冷えはあらゆる健康障害を引き起こす原因になります。最近どうも不調を感じるという方は、まず体を温めることから始めてみてはいかがでしょうか?

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