ジンジャーティーは、アジアの広い地域で料理や飲み物に使われることの多いジンジャー(生姜)をハーブティーにしたものです。ジンジャーが平安時代頃に中国から日本に入ってきた当時はハジカミと呼ばれ、薬草として使われていたといわれています。
ジンジャーティーに期待できる効果・効能
食欲増進・消化促進
ジンジャーティーには食欲を促す効果のほか、食べすぎたときに消化を助ける効果もあるといわれています。また、胸やけや吐き気などを抑える働きもあるため、つわりや乗り物酔いにも有効と考えられます。
血行促進
「風邪のときは生姜湯を飲むといい」とよくいいますが、これはジンジャーが体を温めることで発汗作用や血行を促し、風邪に効くためと考えられます。
デトックス効果・ダイエット効果
ジンジャーティーには新陳代謝をよくして体内のいらないものを排出する働きがあるため、デトックスやダイエットにも効果を発揮するといわれています。
ジンジャーティーの作り方
- カップのフィルターに大さじ1杯のジンジャーを入れます。
- 沸騰したお湯を注ぎ、フタをして3分待てば完成です。
お好みでハチミツを加えるとより飲みやすくなります。また、市販の紅茶に乾燥したジンジャーとハチミツを入れてもおいしくいただけます。
ジンジャーティーの症状別おすすめブレンド
風邪の引き始めに
ジンジャー1杯+ローズヒップ1/2杯
ローズヒップにはビタミンCが豊富に含まれているため、風邪の引き始めにぴったりです。
冷え性や寒い冬に
ジンジャー1杯+カモミール1/2杯+ヤロウ1/2杯
冷え性にお悩みの方や寒い冬などに飲むことで体をポカポカに温めてくれます。寝る前に飲むことで安眠効果も期待できます。
ジンジャーティーは血行を促進することでめぐりを良くし、体全体の調子を整えてくれるハーブティーです。家庭で手軽に作ることができるので、最近どうも体がだる重くてすっきりしない、疲れやすいなどの不調を感じている方はぜひ飲んでみてはいかがでしょうか。