カンパチには、アミノ酸やナイアシン、鉄、EPA、DHAなどが含まれています。
カンパチの効能
カンパチはブリの仲間で、成長するにつれて呼び名が変わる出世魚です。成魚期にあたるカンパチは全長約1.5m前後、体重は約50kgにもなり、ブリの仲間では最も大きく成長します。大型のものは脂がのりすぎて味が落ちるため、照焼きや塩焼きにするのがおすすめです。また、脂がのっているため、野菜と一緒に食べるとビタミン類が補えます。
カンパチは必須アミノ酸をバランスよく含んだ良質のタンパク質が豊富であるほか、ナイアシンも多く含み、糖質・脂質の代謝促進や皮膚・粘膜の健康維持に役立ちます。
また、血色素ヘモグロビンの主成分となる鉄も含まれているため、貧血や冷え性の予防・改善も期待できます。
そのほか、血行促進、コレステロール値低下、記憶力の向上、アレルギー症状の緩和が期待されるEPAやDHAも含まれています。
EPAとDHAはエイコサペンタン酸とドコサヘキサエン酸のことで、これらはオメガ3脂肪酸とも呼ばれ、その効能が注目されている栄養素です。
カンパチは旬の夏の時期のものや、えらが鮮やかな赤色で体表にぬめりがあり、つやのあるものを選ぶのがポイントです。
カンパチの人気&簡単レシピ
カンパチのカルパッチョ
ドレッシングはしばらく置くと玉葱が馴染んでさらに美味しく♪マスタードはデジョンマスタードもおすすめです。
かんぱちのあら
照りよく仕上げたい場合は、汁を少し残る程度ギリギリまで煮詰めて。汁をご飯にかけて楽しみたい方は、早めに火からおろしてください。
ごまかんぱち
福岡名物のごまかんぱち。混ぜて漬け込むだけなのでとっても簡単。濃い味がお好みなら、お醤油を増やしてください。お皿に大葉を敷いたり、上に炒り胡麻やネギを飾ったり、ちょっとした一手間で見た目にも何倍もおいしくなりますよ。
カンパチのアラと里芋のトマト煮込み
白ワインと酒を割るのは好みなので、どちらか一つでもかまいません。焼いた後の油はしっかりと拭き取って。焼いているとき、ニンニクとローズマリーが焦げそうなら一度取り出し、煮込むときにまた戻してください。
カンパチの塩焼き
切り身は流水で洗ったあと、キッチンペーパーでしっかり水気を拭きとってください。あとは両面こんがり焼けたら完成です。