青のりには、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB12、鉄などが含まれています。
青のりの効能
青のりは緑藻類アオサ科の海藻です。この類にはスジアオノリ・ボウアオノリ・ヒラアオノリ・ウスバアオノリがありますが、いずれも日本各地の海岸に分布し、冬から春にかけて繁茂します。主な調理用途は汁物・天ぷら・佃煮などですが、多くは熱風乾燥後に粉砕した青のり粉として、磯辺揚げ・おはぎ・お好み焼き・焼きそば・ふりかけ・七味唐辛子・煎餅・ポテトチップなどに利用されます。
青のりに含まれる成分と期待できる効能は次の通りです。
カルシウム・マグネシウム
骨や歯を丈夫にする働きがあるほか、イライラの解消にも有効です。不足すると骨粗鬆症や肩こり、腰痛の原因となることもあります。
ビタミンB12
葉酸とともに悪性貧血を抑える働きがあるほか、神経系を正常に機能させる働きもあるため、イライラを鎮めて集中力を高めてくれます。
鉄
貧血や冷え性の予防に役立ちます。不足すると発育不全や思考力の低下をまねくこともあります。
これらのほか、青のりはニコチンの浄化作用や血圧低下作用、肺粘膜の保護・再生、血行促進、口臭予防などにも役立つといわれています。
青のりの人気&簡単レシピ
青のりチーズはんぺん
衣をはんぺんにしっかり付けるコツは、押し付けるようにすること。油を使わず焼くのでヘルシー♪ダイエット中のおつまみにもおすすめです。
鶏ささみ肉の青のり焼き
ささみ肉をひっくり返したとき、サラダオイルが足りないようなら少し足してください。味が薄いという方は、軽く醤油をかけて♪
れんこんの青のり焼き
コツはないほど簡単ですが、焦がさないようにしてくださいね。薄切りにするとチップス感覚に♪厚みはお好みで。
しらす&青海苔の冷やしうどん
少量の麺つゆが味を引き締めてくれます。青海苔をたっぷり使っているので、食後の歯のチェックはお忘れなく!
青海苔バターキャベツ
キャベツの水分量で火通りが変わりますが、後から青海苔とバターを入れることで、焦がさず、ヘルシーに仕上げられます。