ギムネマはインド南部・インドネシア・アフリカ・中国南西部などの熱帯に自生するガガイモ科の植物で、正式名称をギムネマ・シルベスタといいます。このギムネマは、甘いものを食べても甘味を感じなくなることで有名です。
「甘味を感じなくなる」とは?
ギムネマの主成分であるギムネマ酸を摂取すると、甘さを感じる細胞と甘味物質の結合が阻害されるため、摂取後1~2分で甘味を感じなくなります。砂糖などの甘味の強い物質でも砂を噛んでいるような感覚になって食欲が減退し、自然と甘いものから遠ざかるようになることから、ダイエット効果に役立つと考えられています。なお、この感覚が回復するまでには1時間ほどかかります。
糖分の吸収を抑制
ギムネマ茶を飲みながら食事をすると小腸からの糖分吸収が抑制されるため、糖分を摂取しないのと同じ効果があるとされており、その結果、肥満や糖尿病の改善に作用すると考えられています。
ギムネマ茶の選び方・飲み方
ギムネマ茶には苦味があるため、ギムネマだけのお茶よりブレンド茶のほうが飲みやすいと思われます。飲むタイミングは、空腹時よりも食事中か食後のほうが効果が高まるといわれています。血糖値の上昇を防ぐことを目的とするなら食事と一緒に摂るか、あるいは血糖値が上がり始める食後30分以内がおすすめです。
摂取量に決まりはありませんが、人によっては腹部に膨満感をおぼえることもあるため、様子を見ながら飲むようにしましょう。
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ギムネマには鉄分の吸収を抑制するという副作用があるため、ギムネマの摂取中は意識的に鉄分を補給することが大切です。また、ブドウ糖の吸収を抑制するため、血糖降下剤を服用している人は低血糖に陥る恐れがあります。できれば医師や専門家に相談してから摂取するようにしましょう。