広島菜には、ビタミンCやカリウム、カルシウムが含まれています。
広島菜の効能
広島菜は白菜の仲間で、アブラナ科に属します。京都で栽培が始まり、京都から伝わったため昔は京菜(きょうな)と呼ばれていましたが、次第に広島で主に作られるようになり、この名がついたといわれています。
「広島菜漬け」という漬物に最も利用されており、これは長野の野沢菜、九州の高菜とともに三大漬け菜と呼ばれています。
栄養価が高く、ビタミン・ミネラルともに豊富で、とりわけ免疫力を高める白血球の働きの強化や、抗ストレス、メラニン色素の生成抑制、赤血球の合成など多くの働きを持つビタミンCが注目に値します。
また、強い抗酸化力により過酸化脂質の生成を抑制するため、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などの予防にも効果を発揮するほか、発がん物質であるニトロソアミンの形成を抑える働きもあるため、抗がん作用にも期待できます。
広島菜は、緑色が濃く重みがあり、切り口が変色していないものを選びましょう。
広島菜の旬は冬で、漬物にして保存するのが理想的です。保存状態がよければ長期保存も可能です。
広島菜の人気&簡単レシピ
広島菜漬の油炒め
そのまま食べてもよし、チャーハンに入れてもよし。ごはんが止まらなくなる油炒めです。漬け物の量が少し多めになっているようなので、調味料は味を見ながら加減してください。広島菜にはビタミンCが多いので、老化予防効果も期待できます。
広島菜漬と豚肉の炒め物
ビタミンCやビタミンAを含む広島菜に、ビタミンB1豊富な豚肉を合わせ、おいしさに加えて健康効果もアップ!漬け物の塩気に調味料をほんの少し加えるだけで、とても美味しく仕上がりますよ。
広島菜のゴマ和え
生の広島菜を使った胡麻和え。シャキシャキとした歯ごたえがgood!色鮮やかな具材との組み合わせで、目にも華やかな仕上がりです。広島菜には余分な塩分を体の外に排出させるカリウムが含まれているので、血圧の安定やむくみ解消にも効果的。
広島菜炒飯
持て余してしまった広島菜を、チャーハンに入れて栄養価&おいしさアップ!漬け物は水洗いし、塩分をできるだけ落とすこと。そしてその後はしっかり水気を切ることが、ご飯をパラパラに仕上げるコツの一つです。