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ほうじ茶の栄養とおすすめレシピ、食品成分表

ほうじ茶には、テアニンやクロロフィル、ビタミンC・E、カテキンが含まれています。

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ほうじ茶の効能

ほうじ茶は緑茶をさらに炒ることで完成するお茶です。緑茶と同じ成分を含んでいますが、焙煎されており、かなり飲みやすくなっているため、緑茶が苦手という人にはおすすめのお茶といえそうです。
ほうじ茶には、テアニン、クロロフィル、ビタミンC・E、カテキンが含まれており、それぞれ次のような効果を発揮すると考えられています。

テアニン

リラックス効果

クロロフィル

消臭効果

ビタミンC・E

皮膚・粘膜の健康維持、美肌効果、抗酸化作用、がん予防、老化防止

カテキン

脂肪燃焼、脂質・糖質の吸収抑制、口臭・虫歯の予防、インフルエンザ予防、アンチエイジング、高血圧・高血糖・動脈硬化の改善

また、ほうじ茶はカフェインの量が緑茶の半分以下と少なく、夜目が覚めて興奮状態になってしまうようなことがないため、寝つきがよくなったり睡眠の質が改善されたりといった効果にも期待が持てます。

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ほうじ茶の人気&簡単レシピ

美味しいほうじ茶の入れ方

急須を温めたお湯で湯呑を温めるとベター。湯呑に注ぐときは、香ばしい香りが立つように心がけてお茶を入れるといいですよ。

ほうじ茶クッキー

ちょっと濃いめのほうじ茶味なので、好みで茶葉を加減してください。茶葉は細かくしても少し大きめの茎などが残ることがあります。それもそのまま入れると味のアクセントになりますが、気になるなら取り除いて。

ほうじ茶ラテ

ほうじ茶の葉っぱは面倒ならそのままでもOKですが、炒った方が香ばしくなります。甘めなので砂糖はお好みで。牛乳に生クリームを足すとコクUP!

ほうじ茶ゼリー

そんなに濃くないお茶で作っているので、濃いめがお好きなら蒸らし時間を増やしてください。きな粉と牛乳をかけると和風コーヒーゼリー♪

ほうじ茶プリン

ホイップクリームならあっさり、生クリームを使うとまったりとしたコクあるプリンに♪容器は市販のプリンやゼリーの空容器を活用。緑茶やジャスミンティーなどでも作れますよ。

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ほうじ茶の栄養成分表

出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)に準拠しています。表の見方や注意事項は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)について:文部科学省のページを参照してください。

ほうじ茶(浸出液/緑茶)の食品成分部分をクリックすると開閉します。

ほうじ茶(浸出液/緑茶)の成分表 可食部100g当たり
[ 成分表 ] 単位: /100g
エネルギー 0kcal
水分 99.8g
たんぱく質 Tr
アミノ酸組成によるたんぱく質
脂質 (0)g
トリアシルグリセロール当量
飽和脂肪酸
一価不飽和脂肪酸
多価不飽和脂肪酸
コレステロール (0)mg
炭水化物 0.1g
利用可能炭水化物(単糖当量)
水溶性食物繊維
不溶性食物繊維
< 食物繊維総量 >
灰分 0.1g
ナトリウム 1mg
カリウム 24mg
カルシウム 2mg
マグネシウム Tr
リン 1mg
Tr
亜鉛 Tr
0.01mg
マンガン 0.26mg
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール) (0)μg
ビタミンA(α-カロテン)
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンA(β-クリプトキサンチン)
ビタミンA(β-カロテン当量) (0)μg
ビタミンA(レチノール活性当量) (0)μg
ビタミンB1 0mg
ビタミンB2 0.02mg
ナイアシン(ビタミンB3) 0.1mg
ビタミンB6 Tr
ビタミンB12 (0)μg
葉酸(ビタミンB9) 13μg
パントテン酸(ビタミンB5) 0mg
ビオチン(ビタミンB7)
ビタミンC Tr
ビタミンD (0)μg
ビタミンE(α-トコフェロール)
ビタミンE(β-トコフェロール)
ビタミンE(γ-トコフェロール)
ビタミンE(δ-トコフェロール)
ビタミンK 0μg
食塩相当量 0g
アルコール
硝酸イオン
テオブロミン
カフェイン 0.02g
タンニン 0.04g
ポリフェノール
酢酸
調理油
有機酸
重量変化率
廃棄率 0%
 () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
浸出法: 茶 15 g/90 °C 650 mL、0.5分 

ほうじ茶の優しい香りと味わいで心と体をリラックス

ほうじ茶とは香ばしく炒った茶葉で淹れたお茶のことをいい、日本茶の一種です。使われる茶葉は緑茶と同じものです。お茶の色は茶色で、香ばしい香りと苦味の少ないまろやかな味わいが特徴です。地域によっては、気軽に飲めるお茶という意味で番茶とも呼ばれます。

日本茶にはカフェインが含まれており、妊婦さんなどは控えたい飲み物のひとつですが、ほうじ茶は緑茶と比べてカフェインの含有量が少ないため、安心して飲めます。これは、ほうじ茶には成長したお茶の葉が使われているためです。

お茶の若葉にはカフェインが多いのですが、成長するに従ってその量は減少します。さらに高温にさらされると減少するため、ほうじ茶にはカフェインが少ないというわけです。また、ほうじ茶は緑茶と同じ茶葉ですからカテキンも含まれていますが、炒ってしまうため緑茶よりカテキンの量は少なめです。

それでも、ほうじ茶には以下のようにさまざまな健康効果が期待できます。

カテキンによる効果

殺菌効果・風邪予防
ほうじ茶を口に含むと口内環境の悪い菌が減少し、虫歯や口臭予防につながります。また、ほうじ茶でうがいをすることで風邪予防やインフルエンザ予防にも役立ちます。

美肌効果
カテキンには強い抗酸化作用があるため、老化を招く活性酸素を除去する効果があります。また、お茶に含まれるビタミンCとの相乗効果により、できてしまったシミを薄くしたり、紫外線で傷ついた肌を回復したりする効果も期待できます。

ピラジンによる効果

冷え性改善
カフェインには血管収縮効果があるため体を冷やしますが、カフェインが少ないほうじ茶であれば、他のお茶と比べて体が冷えにくい上に、ほうじ茶独特の香りに含まれるピラジンにより、血管を拡げる作用が期待できます。したがって、血流がよくなることで冷え性も改善されます。

リラックス効果
ピラジンにはリラックス効果もあるといわれています。血流がアップすることで全身に栄養が行き届き、心身の疲労回復が期待できます。

ほうじ茶は1日2〜3杯程度を目安に飲むのがよいとされています。
朝に飲めば血管が拡がって体が暖まり、活動しやすい状態になるだけでなく、口臭予防にも役立ちます。また、寝る前に飲めば香りのリラックス効果により、自然な眠りが期待できます。カフェインの摂取を控えつつ心身の健康を保ちたいという方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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