はちみつは世界最古の甘味料といわれ、旧石器時代の壁画には、すでにはちみつを採集する様子が描かれています。はちみつを採るために人が養蜂を始めたのはエジプト時代といわれ、ミイラの副葬品として棺に収められるなど、当時から珍重されていたことがわかっています。
そんなはちみつは、古くから健康食品としても知られています。
疲れているときや病中病後におすすめ!
はちみつの主成分であるブドウ糖や果糖は最小単位にまで分解された糖であるため、大変吸収がよく、胃腸に負担をかけません。また、すぐに吸収されてエネルギーに変わるので、疲労回復や病中病後の栄養補給などにも最適です。
ブドウ糖は白く結晶しやすいので、はちみつを低温の場所に置くと白く固まってしまいますが、この状態になっても品質に変わりはありません。
[スポンサーリンク]
ビタミン・ミネラルが豊富
はちみつには、主成分である糖分のほか、私たちの体に不可欠なビタミンやミネラルも他種類含まれています。
特にビタミンB群・葉酸・カルシウム・鉄・銅・マグネシウムなど、現代人に不足しがちな栄養素が多く含まれているのがうれしいですね。
普段の食事にもっと活かそう!
こうしたはちみつの栄養を普段の食生活に活かすには、砂糖代わりに使うのがおすすめです。
たとえば、ホットケーキに添えるだけでなく、ケーキやクッキーなどの生地作りに上白糖の代わりに使えば、ミネラルの摂取量が増えますし、はちみつの果糖の保水性により、しっとりした生地に仕上がります。
また、煮物・照り焼きのたれ・マリネの漬けだれなどに利用すると、栄養価とコクがアップします。
摂りすぎカロリーオーバーのもと
ただし、はちみつは甘味が強いので、使う量は上白糖の半分以下にし、カロリーオーバーにならないよう、摂りすぎに注意しましょう。