馬肉には、鉄やビタミンB12、グリコーゲン、ペプチド、カルノシンなどが含まれています。
馬肉の効能
馬肉は熊本県・長野県が名産地ですが、競走馬のような軽種馬ではなく、体格の大きい重種馬が主に食用として飼育されています。熊本県では牛肉と同様に一般的に扱われ、馬刺しや、味噌で煮る桜鍋などが有名です。
馬肉は脂質が少ないうえに良質のタンパク質が豊富であるほか、貧血予防に有効な鉄や、血圧を下げる働きのあるペプチド、動脈硬化・糖尿病を予防するカルノシンも含まれています。
ほのかな甘味はグリコーゲンによるもので、スポーツやトレーニングの際には効率のよいエネルギー源になるほか、肝臓の解毒作用を強化し、疲労回復・スタミナ強化を促進します。
若い馬肉や切った直後の肉は桜色をしていますが、空気に触れるとすぐに暗赤色に変わります。手で触れると弾力と粘り気があり、やわらかいものを選びましょう。
保存の際は、空気に触れないようにラップでしっかり密閉してから冷凍します。
馬肉の人気&簡単レシピ
馬肉ユッケ
長男が買って帰ってきた馬の赤身ブロック肉を、いろんな食べ方をしようと思い、ユッケのたれを息子と味見しながら調合。少し甘めが良いようです。
馬肉のバター醬油炒め
コツは火を通し過ぎないこと。強火でパパッと炒めてください。今では馬刺しで食べるよりハマってます。
馬肉(スジ)の煮込み
馬肉は一度煮てからサルに移して流水でキレイに洗うと、臭みが無くなります。圧力鍋を使い、すき焼きのたれと水で煮込むと柔らかくなりますよ。
馬肉鍋(さくら鍋)
味噌は辛めが合います。みりんや砂糖などを加えなくても、キャベツの甘みで鍋全体の味がまろやかに。塩加減は味噌によって違うので、お好みで加減してください。
馬肉の煮込み
味噌を入れすぎないように。煮込んで水分が少なくなったら、味見をして味を調えてください。脂身の多い肉を使うと、さらにトロトロに仕上がります。