Amazonの栄養補助食品の売れ筋商品には、プロテインや亜鉛、ビタミンなどのサプリメントが並んでいますが、その中に「難消化性デキストリン」というものがあります。Top10にも入っているほどの人気ぶりです。
この難消化性デキストリンとは、一体何なのでしょうか?
トウモロコシやジャガイモ、小麦由来などのデンプン
難消化性デキストリンは、水溶性食物繊維の一種で、でんぷんを焼いてから水分解をして、その中の難消化性物質を取り出し作られたものです。 難消化性とあるとおり、消化しにくいのが特徴です。
現代人の食生活では、野菜が不足していく人が多くいます。そこで、食物繊維不足を補うために、難消化性デキストリンが注目されています。厚生労働省許可による特定保健用食品(トクホ)として認められています。
難消化性デキストリンの5つの作用
- 整腸作用
- 腸内環境の改善
- 血糖値の上昇抑制(糖の吸収スピードが遅くなる)
- 内臓脂肪の低減
- ミネラルの吸収促進
また、脂肪の吸収を抑制するので、ダイエット効果を期待して難消化性デキストリンを摂取している人もたくさんいます。アマゾンのカスタマーレビューをみると、概ね高評価となっています。
血糖値の管理や整腸作用、便秘対策に利用している人も多いようです。
イヌリンとは違うの?
イヌリンと難消化性デキストリンは同じ水溶性食物繊維の仲間ですが、イヌリンは菊芋やごぼうに含まれる多糖類の一種です。
イヌリンは糖質なので、善玉菌のエサになります。つまり、ビフィズス菌を増やしてくれる作用も期待できます。
イヌリンも難消化性デキストリンも、天然に存在する成分です。ただ、ちょっと知っておくと良いことがあります。それは、市販されている難消化性デキストリンのサプリメントがデンプンから作られるのに対して、市販されているイヌリンのサプリメントは他の素材を原料にして酵素を使って「イヌリンと同じ構造を持つ物質」として作られたものです。
やはり特定保健用食品(トクホ)の安心感?
難消化性デキストリンのほうがイヌリンよりも人気で売れているのは、安心感からなのかもしれませんね。
オリヒロ ダイエタリーファイバー
オリヒロの「ダイエタリーファイバー」は、小麦由来の澱粉から作られた水溶性の難消化デキストリンです。溶けやすい顆粒上タイプで、ほとんど無味無臭なので、飲み物に淹れて手軽に摂取できるのも魅力です。
ということで色々と調べた結果、整腸作用と便秘対策のサプリメントを探していた私は、難消化性デキストリンを選ぼうと思います。
Amazonでは400gで800円台の安い難消化性デキストリンが一番人気ですが、製造メーカーの情報がなくて不安なので、私はオリヒロのダイエタリーファイバーを購入しようと思います。