日本ではすっかりおなじみとなった烏龍茶のなかでも、10%程度しか採れない貴重な茶葉が鉄観音茶です。鉄観音茶は、通常の烏龍茶よりも栄養成分の含有量が多く、アルカリ度も高いといわれています。
本当に脂肪吸収を抑える働きがあるのか?
烏龍茶全般に対し、日本では「中国から来た、脂肪吸収を抑える健康茶」というイメージが大きいようですが、最近では、烏龍茶には脂肪吸収を抑える作用はないという意見もよく聞かれるようになっています。しかし、烏龍茶は水より30%も脂肪排泄量が高いという実験結果が出ていることから、即効性を期待するのは難しくても、飲み続ければ確かに効果はあるということのようです。
抗酸化作用で老化防止
鉄観音茶に含まれる烏龍茶ポリフェノールには、老化の一番の原因となる活性酸素の働きを抑える作用があるといわれています。
鉄観音茶の名が日本に定着したのはいつ?
鉄観音茶は、20世紀初頭に中国国外の品評会で優勝し、世界的にも人気の銘柄となりました。日本では、伊藤園が缶入り清涼飲料水として初めて烏龍茶を発売した際に、ブレンド茶葉のひとつとして使用されたのがきっかけとなり、1980年代には鉄観音茶の名が定着しました。
Amazonおすすめ
台湾産 鉄観音茶 100g
楽天市場で人気の鉄観音茶
安渓 鉄観音 50g(中国茶の彩香)
抽出された鉄観音茶の色は、黄金色または明るい杏色をしています。味は芳醇で濃いものの、後味や香りは甘く清香で渋みが少ないため、飲みやすくおいしいお茶といえると思います。ぜひ、高級茶葉の健康茶で脂肪対策をしてみませんか?