イソクエルシトリンはフラボノイドの一種で、たんぽぽの根やどくだみの花穂、きゅうりなどに含まれている成分です。

イソクエルシトリンの栄養効果として、利尿作用、便秘改善、抗炎症作用、むくみ解消、腎機能・肝機能の強化、腎炎改善、高血圧・動脈硬化・糖尿病・がんの予防、抗酸化作用、コレステロール値低下、消炎作用、胃腸の働きの強化、毛細血管の強化などが期待できます。

イソクエルシトリンの効能

イソクエルシトリンの主な効果としては、利尿作用・便秘改善・抗炎症作用などが知られており、特に水分過多によるむくみの解消などに用いられることが多いのが特徴です。

また、利尿作用により水分代謝を活発にして腎臓の働きが強まるため、腎炎の改善などにも効果が期待できるほか、肝機能を高める効果もあるとされ、胆汁酸を多く分泌することで便の水分も多くなり、むくみの解消とともに便をやわらかくすることで、便通にも効果があるといわれています。

さらに、抗酸化作用により、脂質の酸化を防止してコレステロール値を低下させ、高血圧・動脈硬化・糖尿病・がんなどを予防する効果もあるとされています。

そのほか、消化・消炎作用で胃壁を守り、胃腸の働きを活発にするほか、毛細血管を丈夫にする働きもあります。