岩のりには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
岩のりの効能
岩のりとは、波の荒い外海の岩場に自生しているアマノリなどの天然海苔のことをいいます。強い磯の香りと黒紫色の光沢が特徴で、板海苔や洗ってそのまま乾燥させた素干し海苔で食し、主に煮物や炒め物、吸い物の具として利用されます。
岩のりには、次のような栄養素が豊富に含まれています。
ビタミンB1
糖質の代謝を助けてエネルギーを作り出し、疲労回復に役立ちます。
ビタミンB2
細胞の新陳代謝を促進し、皮膚や粘膜の機能維持や成長に役立ちます。
ナイアシン・ビタミンB6
皮膚や粘膜の健康維持をサポートしたり、脳神経を正常に働かせたりします。
パントテン酸
動脈硬化を予防し、ストレスをやわらげる働きがあります。
葉酸・ビタミンB12
貧血を予防し、細胞の生まれ変わりや新しい赤血球を作り出すために欠かせないビタミンです。
ビタミンC
抗酸化作用により、活性酸素の発生や酸化を抑えて動脈硬化、皮膚・血管の老化を防ぎ、免疫力を高めるほか、皮膚・粘膜を健康に保ち、美肌づくりに役立ちます。
ビタミンE
抗酸化作用によって活性酸素の発生や酸化を抑え、動脈硬化や皮膚・血管の老化を防いで免疫力を高めます。
ビタミンK
血液凝固や骨の形成に必要な栄養素で、止血や骨粗鬆症予防に役立ちます。
カルシウム・リン・マグネシウム
骨・歯の構成に必要なミネラルです。
カリウム
利尿作用があるほか、疲労回復や高血圧予防に役立ちます。
β-カロテン
強い抗酸化作用によって活性酸素の発生や酸化を抑え、ダメージを受けた細胞を修復するほか、動脈硬化やがんの発生を予防します。
岩のりの人気&簡単レシピ
アボカドと岩海苔の和えもの
岩海苔が固い場合は、味醂でよくのばして柔らかくしてください。電子レンジ加熱することで、味醂のアルコールを飛ばしています。大葉は好みで省いてもOK。
岩のりたくあん
たくあんはぬか漬けより、紀ノ川漬やしそ風味のものなど、少し甘味のある液漬けの方がおすすめ。ご飯にのせてパルメザンチーズをかけて食べても美味しいですよ♪
岩のりときのこのクリームパスタ
恵比寿のノスタルジーテーブルで食べ、とてもおいしかった「岩のりときのこのクリームソース」を再現!好みで粉チーズをふりかければ、より濃厚に♪
竹輪とキュウリの岩のり梅和え
梅肉と岩のりとミリンをよく混ぜ合わせるのがコツ。岩のりがなければ、海苔の佃煮でもおいしくできます。
岩海苔とゆず胡椒のおにぎり
ゆず胡椒は多めが美味しい♪納豆ご飯にのせるのもオススメです!