すももには、葉酸やカリウム、アントシアニン、ソルビトールが含まれています。
すももの効能
日本すももは中国原産のバラ科サクラ属の落葉小高木で、プラムとも呼ばれます。コーカサス原産の西洋すもも(プルーン)が生食用のほか乾燥用やジャム、コンポートなどの加工用としても栽培されるのに対し、日本すももは主に生食用として栽培されています。
すももには葉酸が比較的豊富に含まれているため、貧血に悩む人や妊娠中の女性に有効であるほか、ナトリウムを排出するカリウムも多く、高血圧予防に期待できます。
また、毛細血管を強化したり眼精疲労を回復したりするといわれるアントシアニンや、便秘解消に役立つとされるソルビトールも多く含まれています。
すももは、果皮に色むらやキズがなく、ハリと弾力があるもの、きれいな円形をしていて、持ったときに重さがあるものがおすすめです。また、果皮に白い粉(ブルーム)がついているものが新鮮です。食べ頃になるとよい香りがするため、見分ける際のポイントになります。
まだ熟していないものは常温で保存して追熟させますが、品種や収穫時の状態によっては追熟しないものもあります。完熟したものは新聞紙や紙袋に入れて冷蔵庫で保存しますが、日もちしないため、3〜5日以内に食べましょう。
すももの人気&簡単レシピ
プラム(日本すもも)のフルーツブランデー
瓶は必ず煮沸消毒し、プラムもキレイに洗いましょう。蓋をして冷蔵保存。1日以上置いてから使ってください。
すもものシャーベット
桃で作ったら好評だったので、すももでも試してみたところ、こちらも大好評!冷凍庫に入れたら最初だけ1時間後にもみもみ、再び冷凍庫に入れ、後は食べられる固さになるまで20分ごとにもみもみします。
すもも(プラム)のコンポート
煮すぎると崩れてしまうので、軽く中まで熱を通す程度で十分です。途中シロップを上からかけてあげるとベスト。たくさん余ったシロップは、そのままゼリーにできますよ。
すもものケーキ
甘い生地とすっぱいすももがベストマッチ!すももはたーっぷりと敷き詰めると美味♪生地を型に入れるとかなり薄く感じますが、膨らむので心配いりません。
レッドカラープラム(すもも)ジャム
途中で種を取り出すとき、実と種が離れやすくするには、砂糖を2回に分けて入れるのがコツ。面倒なら最初から全部入れてもかまいません。