カキドオシは日本全土の道端などに自生する多年草です。このカキドオシを乾燥させたものは連銭草という生薬名で呼ばれ、子どもの癇の虫に効くとされています。
カキドオシ茶に期待できる効果・効能
血糖値の低下
カキドオシ茶の最も有名な効能として知られているのが血糖値の低下です。高血圧の治療薬には副作用のあるものが多くありますが、カキドオシ茶には副作用がないため、安心して飲むことができます。
ダイエット効果
カキドオシ茶には、低血糖値をキープすることで脂肪の蓄積を防ぐだけでなく、体内の脂肪を溶解する働きもあります。この相乗効果により、ダイエットに役立つ健康茶としても人気があります。
その他の効果・効能
その他にも、カキドオシ茶にはこのような効果・効能が期待できます。
- 胆管結石・腎臓結石・尿路結石などの改善
- 癇の改善
カキドオシ茶の効果的な飲み方
カキドオシ茶の有効成分は多くがその精油(芳香)成分に含まれているため、長く煮詰めるとその精油成分が揮発してしまいます。そのため、カキドオシ茶を作る際はまず中火にかけ、沸騰したらすぐに火を止めるようにしましょう。急須を使う場合は、熱湯を注いで1分から1分半待てばOKです。
カキドオシはシソ科の植物なので、お茶にしてもシソやミントのような独特の香りがあります。
ちなみに、カキドオシの別名は癇取草といい、子どもが癇癪を頻繁に起こしたりひきつけを起こしたりするなどの癇の症状を改善する効果があると昔から言われていますが、その明確なメカニズムは分かっていません。それでも、副作用の心配がないので試してみる価値はありそうですね。