きりたんぽには、脂質、銅、マンガンが含まれています。
その栄養効果として、代謝促進、エネルギー、運動機能の維持などが期待できます。
きりたんぽの効能
きりたんぽは秋田県の郷土料理です。つぶしたご飯を杉の棒に巻きつけて焼いたものを「たんぽ」、それを串から外して食べやすく切ったものを「きりたんぽ」といいます。
江戸時代後期に、短穂の槍の一端を切り落とした形に似ていることから「きりたんぽ」と呼ばれ、以来この名称がそのまま用いられるようになったといわれています。だし汁に入れて煮込んだり、味噌をつけて焼きそのまま食べたりするのが一般的です。
きりたんぽは、脂質、銅、マンガンを含んでいるため、代謝促進、免疫力強化、運動機能の維持といった効果が期待できます。
きりたんぽの人気&簡単レシピ
きりたんぽ鍋
家庭によって作り方に秘訣あり!?比内地鶏のきりたんぽスープ、ささがきごほうを使えばクイック料理♪是非、新米で作ってみてください。
きりたんぽ玉
ご飯は炊きたてでも冷たくてもOK。みたらしより大きく、ピンポン玉より小さいサイズです。オーブンに入れている間に鍋の用意をすれば、時間短縮になりますよ。
きりたんぽの肉巻き
肉はバラスライスが巻きやすいですが、油っぽさが気になるようなら、豚肩ロースの切り落としの大きめのもので。豚肩だと歯応えもあり、満腹になります。
手作りきりたんぽ
ご飯を割り箸につけるときは、下の方に多めにご飯を持ってきて、上に移動させるようにするのがコツ。焼くときにクッキングペーパーなどを敷いて焼いてもOK。鍋には斜め半分に切って入れると美味しいです。
きりたんぽの甘味噌焼き
焦がさないように要注意!しっかり焼くと、きりたんぽ鍋にも使えます。炊きたて新米が理想的。味噌はご家庭にある甘味噌などでもOKです。
きりたんぽの栄養成分表
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)に準拠しています。表の見方や注意事項は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)について:文部科学省のページを参照してください。
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- きりたんぽの成分表 可食部100g当たり
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[ 成分表 ] 単位: /100g エネルギー 210kcal 水分 50.0g たんぱく質 3.2g アミノ酸組成によるたんぱく質 (2.8)g 脂質 0.4g トリアシルグリセロール当量 (0.4)g 飽和脂肪酸 (0.13)g 一価不飽和脂肪酸 (0.09)g 多価不飽和脂肪酸 (0.14)g コレステロール 0mg 炭水化物 46.2g 利用可能炭水化物(単糖当量) (46.1)g 水溶性食物繊維 0g 不溶性食物繊維 0.4g < 食物繊維総量 > 0.4g 灰分 0.2g ナトリウム 1mg カリウム 36mg カルシウム 4mg マグネシウム 9mg リン 43mg 鉄 0.1mg 亜鉛 0.7mg 銅 0.12mg マンガン 0.40mg ヨウ素 – セレン – クロム – モリブデン – ビタミンA(レチノール) (0)μg ビタミンA(α-カロテン) 0μg ビタミンA(β-カロテン) 0μg ビタミンA(β-クリプトキサンチン) 0μg ビタミンA(β-カロテン当量) 0μg ビタミンA(レチノール活性当量) (0)μg ビタミンB1 0.03mg ビタミンB2 0.01mg ナイアシン(ビタミンB3) 0.3mg ビタミンB6 0.02mg ビタミンB12 (0)μg 葉酸(ビタミンB9) 4μg パントテン酸(ビタミンB5) 0.31mg ビオチン(ビタミンB7) – ビタミンC 0mg ビタミンD (0)μg ビタミンE(α-トコフェロール) Tr ビタミンE(β-トコフェロール) Tr ビタミンE(γ-トコフェロール) 0mg ビタミンE(δ-トコフェロール) 0mg ビタミンK 0μg 食塩相当量 0g アルコール – 硝酸イオン – テオブロミン – カフェイン – タンニン – ポリフェノール – 酢酸 – 調理油 – 有機酸 – 重量変化率 – 廃棄率 0% () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定 - きりたんぽのアミノ酸成分表(1) 可食部100g当たり
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アミノ酸成分表(1) 単位: /100g 水分 50.0g たんぱく質 3.2g アミノ酸組成によるたんぱく質 (2.8)g イソロイシン (130)mg ロイシン (260)mg リシン(リジン) (120)mg 含硫アミノ酸:メチオニン (77)mg 含硫アミノ酸:シスチン (66)mg 含硫アミノ酸 <合計> (140)mg 芳香族アミノ酸:フェニルアラニン (170)mg 芳香族アミノ酸:チロシン (150)mg 芳香族アミノ酸 <合計> (330)mg トレオニン(スレオニン) (110)mg トリプトファン (47)mg バリン (190)mg ヒスチジン (86)mg アルギニン (280)mg アラニン (180)mg アスパラギン酸 (300)mg グルタミン酸 (570)mg グリシン (150)mg プロリン (160)mg セリン (170)mg ヒドロキシプロリン – アミノ酸組成計 (3200)mg アンモニア – 剰余アンモニア – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
おにぎりから推計 - きりたんぽの脂肪酸成分表(1) 可食部100g当たり
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脂肪酸成分表(1) 単位: /100g 水分 50.0g 脂質 0.4g トリアシルグリセロール当量 (0.4)g 脂肪酸総量 (0.36)g 飽和脂肪酸 (0.13)g 一価不飽和脂肪酸 (0.09)g 多価不飽和脂肪酸 (0.14)g n-3系多価不飽和脂肪酸 (Tr) n-6系多価不飽和脂肪酸 (0.13)g (4:0) 酪酸 – (6:0) ヘキサン酸 – (7:0) ヘプタン酸 – (8:0) オクタン酸 – (10:0) デカン酸 (0)mg (12:0) ラウリン酸 (Tr) (13:0) トリデカン酸 – (14:0) ミリスチン酸 (5)mg (15:0) ペンタデカン酸 (Tr) (15:0) ant ペンタデカン酸 – (16:0) パルミチン酸 (110)mg (16:0) iso パルミチン酸 – (17:0) ヘプタデカン酸 (Tr) (17:0) ant ヘプタデカン酸 – (18:0) ステアリン酸 (9)mg (20:0) アラキジン酸 (2)mg (22:0) ベヘン酸 (Tr) (24:0) リグノセリン酸 (1)mg (10:1) デセン酸 (0)mg (14:1) ミリストレイン酸 (0)mg (15:1) ペンタデセン酸 (0)mg (16:1) パルミトレイン酸 (1)mg (17:1) ヘプタデセン酸 (Tr) (18:1) <計> (90)mg (18:1) n-9 オレイン酸 – (18:1) n-7 シス-バクセン酸 – (20:1) イコセン酸 (1)mg (22:1) ドコセン酸 (0)mg (24:1) テトラコセン酸 (0)mg (16:2) ヘキサデカジエン酸 (0)mg (16:3) ヘキサデカトリエン酸 (0)mg (16:4) ヘキサデカテトラエン酸 (0)mg (17:2) ヘプタデカジエン酸 – (18:2) オクタデカジエン酸 – (18:2) n-6 リノール酸 (130)mg (18:3) オクタデカトリエン酸 – (18:3) n-3 α‐リノレン酸 (5)mg (18:3) n-6 γ‐リノレン酸 (0)mg (18:4) n-3 オクタデカテトラエン酸 (0)mg (20:2) n-6 イコサジエン酸 (0)mg (20:3) n-6 イコサトリエン酸 (0)mg (20:4) n-3 イコサテトラエン酸 (0)mg (20:4) n-6 アラキドン酸 (0)mg (20:5) n-3 イコサペンタエン酸 (0)mg (21:5) n-3 ヘンイコサペンタエン酸 (0)mg (22:2) ドコサジエン酸 (0)mg (22:4) n-6 ドコサテトラエン酸 (0)mg (22:5) n-3 ドコサペンタエン酸 (0)mg (22:5) n-6 ドコサペンタエン酸 (0)mg (22:6) n-3 ドコサヘキサエン酸 (0)mg 未同定脂肪酸 (Tr) () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<注意>
脂肪酸成分名称の左の ( : ) は数値表現の略号
<備考>
精白米(うるち米・水稲穀粒)から推計 - きりたんぽの炭水化物成分表(1) 可食部100g当たりの利用可能炭水化物及び糖アルコール
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炭水化物、糖アルコール 単位: /100g 水分 50.0g 単糖当量 (46.1)g でん粉 (41.9)g ぶどう糖 (0.1)g 果糖 (0)g ガラクトース – しょ糖 (0)g 麦芽糖 (0)g 乳糖 (0)g トレハロース (0)g <計>(利用可能炭水化物) (41.9)g ソルビトール(糖アルコール) – マンニトール(糖アルコール) – () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
おにぎりから推計