日本人は5大栄養素の内、糖質、脂質、たんぱく質は過剰気味なのにミネラル、ビタミンは不足がちとなっています。ここでは、なぜ日本人はミネラルが不足するのか3つの理由をあげてみます。
1) 日本の土壌にミネラル分が少ないこと
これは、海外の水は硬水が多く日本の水は軟水であることから分かります。このミネラル分の少ない土壌で育った野菜類にもミネラル分が当然少なくなります。日本の土壌にミネラル分が少ないのはミネラル分の含有が少ない火山灰から主にできていること、そして山が多く雨によって少ないミネラル分も海に流出しているからと言われています。
2) 食生活の変化
昔の日本人は、このミネラル不足を多くの自然食品を食べることでカバーしていましたが、現在はインスタント食品が増え、またミネラルの多い海で育った魚を食べる量は減少しています。
3) 魚の養殖、野菜の化学肥料の影響
更にその魚も養殖技術の発達でミネラルの含まれる量は減少していると言われています。そして野菜類は化学肥料によって一部のミネラル分は含まれていますが、それ以外のミネラルは破壊され魚同様に更にミネラル分が減少しています。
様々な種類のミネラルやビタミンを効率よく気軽に摂取するには、サプリメントが適しています。基本サプリとして、マルチビタミン/マルチミネラルの商品が人気となっています。大塚製薬のネイチャーメイドや、アサヒフードアンドヘルスケアのディアナチュラといったブランドが人気ですが、いずれも低価格で飲みやすいサプリと言えるでしょう。