ラードには、飽和脂肪酸や一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸が含まれています。
ラードの栄養
ラードは豚の脂肪組織から精製した食用油で、常温では白色の半流動体をなしています。
料理にコクと風味を出すために使われることが多く、植物油に比べて酸化されにくいため、とんかつなどの揚げ物によく利用されるほか、沖縄の菓子であるちんすこうやサーターアンダギーの伝統的製法にも用いられます。
豚のうま味がそのままラードに反映されるため、九州の黒豚やスペインのイベリコ豚のラードは高級とされています。特に黒豚は不飽和脂肪酸の含有量の多さやバターを下回るコレステロールの低さからも、ラードのなかでは最上位の高級食材として扱われています。
ラードをはじめとする動物性脂肪は太るといわれていますが、人間には、摂りすぎた脂肪を排泄する機能が備わっています。ただし、これは脂肪を単体で摂った場合の話で、炭水化物などの糖質と一緒に摂ると、この機能は麻痺して脂肪がどんどん吸収されてしまいます。
つまり、背脂たっぷりのラーメンを食べすぎると太ることからもわかるように、太る原因は糖質にあります。脂肪自体はとても腹持ちがよいため、むしろ食べすぎを防ぐのに役立つと考えられます。
また、脂質は細胞の形成や臓器を動かすエネルギー源として欠かせない栄養素であるため、不足するとこれらの活動に支障が出るおそれもあります。
ラードの人気&簡単レシピ
ラードチーズケーキ
チーズとラードはホイッパーだと乳化しなかったので、フードプロセッサーで強制乳化!マフィン型6個分で、一日のMEC推奨量のチーズ&卵を摂取できます。
豚肉のゆで汁でラードとスープ
箸で取り切れない薬味やカスは漉した方が無難。今回は臭み消しの生姜と葱が入っているので、ラードにもスープにも風味が移っていて美味しいです♪角煮など水のみでの下茹での場合は、純粋にお肉の旨味のみ。冷凍保存して、炒め物や焼き物に使うとすごく美味♪
自家製ラードの作り方
中火で時間をかけて揚げていくことで、焦げた匂いが脂につかなくなります。また、同じ理由で、必ず最初に少しのお湯を沸かしてから作ってくださいね。
四日市とんてき
ラードを使うと、ひと味違った仕上がりに♪キャベツはよく水を切っておきましょう。肉は油で揚げ焼きのようにするのがポイント。お店ではナイフで切りながら食べるのを忠実に再現しています。
ラードチョコ ビターピーナッツ
ラカントの代わりに、ステビアリキッド6滴でもOK。市販品を食べさせるぐらいなら、ホームメイドで栄養たっぷりチョコレートを♪